さば

SUPER EIGHTを応援しています

さば

SUPER EIGHTを応援しています

最近の記事

だって、そういう時代

※こちらは舞台『ハザカイキ』のネタバレを含みます。 Bunkamura Production 2024『ハザカイキ』を観劇した。 芸能記者の菅原を中心としたストーリーは、現代のマスメディアやSNS至上主義の社会で実際起こりうる、もしくはすでに起こっていると感じられるものだった。 でも、丸山さんの出演した前作『パラダイス』が鳩尾の辺りにじわじわ響く鈍痛だとしたら、今回はずっと違和感をおぼえてきた関節や筋肉が再び痛み始めたような感覚だった。 この舞台を観て身につまされ

    • 乾電池が捨てられなかった

      ペンライトに使った乾電池が捨てられなかったまま、2023年が終わる。 私は今日仕事を納め、先輩との飲みから帰る道中、部屋干しの洗濯物を片付けなきゃな〜と思いながら電車に乗っている。 でもそんなことより、今年はせっかくnoteを始めたので2023年を振り返ってみたいと思う。 私のTwitterを見ている人にはなんとなくバレていると思うけど、私は関ジャニ∞が好きで、たまに趣味で絵を描いていて、それ以外は朝が強いくらいが取り柄かなといったところ。ご覧の通りまだXとは呼べていな

      • 関ジャニ∞へのメッセージを考えた日記

        2023年10月2日、私の大好きなアイドルグループが、20年近く連れ添ったその名を変えることになった。 個人的な話ではあるが、「応援しているアイドルがグループ名を変える」という稀有な経験は、私にとって2度目である。 2度目とはいえ、苦しいものは苦しい。 何が苦しいって、自発的な改名ではない。 ただし、商売を続けていくには必要なことで、 むしろ続けていきたいのならするべきだ 一端の社会人としてはそういう理性もはたらいている。 アイドルを商品と評するのはあま

        • 梶くんはボウリングが下手

          こちらは2022年11月3日にふせったーにて公開した文章です。 パラダイス観劇後の日記②、ヤクザたちの三角関係について 「梶くんはボウリングが下手」 とんでもないタイトルと暴論であるが、これもまた「無い話」の一種であり、個人的なメモのつもりなのでとりあえず見逃してほしい。 パンフレット内のインタビューに気になる言葉があった。 ニュアンスでは、赤堀さんは通俗的な感情のもつれと恋情かのような言葉を含む“梶くんと辺見さんと真鍋さんの三角関係”をラストに持ってきた、という。

        だって、そういう時代

          梶くんの罪悪感

          こちらは2022年10月22日にふせったーにて公開した文章を微調整し掲載しています。 パラダイス観劇後の日記、 タイトルの意味と梶くんの罪悪感 パラダイスの初観劇は9/26。 感じたことを言葉にするまでに時間がかかる方だけど、それにしてもこの作品に対する答えはなかなか出ない。 それでも少し考えてみたので、10/22時点での仮の答えをメモしておきたい。 自分たちは被害者なのだと部下を圧迫、ある意味洗脳する梶くんの姿に最初こそ笑えないなと思っていたけど、この物語は喜劇だ

          梶くんの罪悪感

          ヘドウィグ観劇からアイドルのことを考えてしまった4563文字の日記

          こちらは2022年2月26日にふせったーにて公開した、ドラァグクイーン「ヘドウィグ」とアイドル「まるちゃん」の話です。 ヘドウィグ観劇からアイドルのことを考えてしまった4563文字の日記 「あれはまるちゃんじゃない」 とりあえず自分なりに整理してみたかったのでつらつらと書きました。 私はただの関ジャニ∞が好きな一般人なので 以下の文章にはなんの考察も含まれません。 もう一度言いますが、ほんとに考察ではありません。 『ブロードウェイミュージカル ヘドウィグ・アンド・ア

          ヘドウィグ観劇からアイドルのことを考えてしまった4563文字の日記