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キャリアコンサルタントにFP(ファイナンシャルプランニング)の知識は必要か?

職業相談という私の仕事(職場)上、雇用保険の知識はMUSTですが、高齢者とお話しするときは年金の知識が必要と感じることがあります。
また、女性が扶養の範囲内での求人を探すときなどは社会保険や税金について調べることもあります。

そこでお金や、年金そして税金等の知識を総合的に学ぶ「ファイナンシャルプランニング」の知識の必要性を感じ、昨年秋より勉強を始めこの度FP3級に無事合格することができました。

「キャリアコンサルタントにはファイナンシャルプランニングの知識は必要か?」


結論をお話しすると、キャリコンにFPの知識は必要です。
というか、全ての中高年の方特に定年退職を迎える方や(私のように)退職、転職を考えている方は知ってくおくべき知識だと感じました。

FP試験は下記の六分野に分かれています。

1.ライフプランニングと資金計画
 人生の3大資金といわれる教育資金・住宅資金・老後資金の計画や、年金、健康保険、雇用保険といった社会保険についてです。

2.リスク管理
 生命保険、損害保険、第三分野の保険(医療保険、がん保険等)の私的(民間)保険について学びます。

3.金融資産運用
 預貯金、債券、株、投資信託といった金融商品と資産運用に必要な経済・金融市場の基礎知識について学びます。

4.タックスプランニング
 税金についてです。給与所得以外にも利子・配当所得、退職所得、不動産所得など他の分野とも関連する項目が多いFPでもキーになる分野です。

5.不動産
 FPでは不動産の知識も学ぶんですね。マイホームを売買するときは役に立ちそうです。

6.相続・事業継承
 法定相続人の範囲や各相続人の相続分(割合)、相続放棄や相続税の他、贈与についても学びます。

退職や転職をすると、雇用保険や年金、厚生年金の手続きが必要ですし、
50歳を超えると老後に向けてライフプランも具体的に考えないと不安ですよね。(第1分野)
また、生命保険の見直し(第2分野)や、退職金を含めた資産運用(第3分野)を考えるタイミングでもあります。
また、親も高齢になっていますので、生前贈与、相続といった問題も避けられなくなりますよね。(第6分野)

ということで、FP試験のほぼ全ての分野が自分の生活に関わってくるのがわかりました。
もちろん、自分に関係がある事柄を都度調べたり、専門家に相談したりしてもいいのですが、
お金やライフプランについて総合的、体系的に学ぶためにFPの資格を取得するのもいいかと思います。

FPの3級と2級の試験は、年3回(1月、5月、9月)行われますので、
興味のある方はチェックしてみてください。

FP技能検定 | 日本FP協会 (jafp.or.jp)

私は1月のFP3級の試験に合格したので、次は5月の2級の試験を受ける予定です。

ちなみに勉強にあたっては、ブックオフで2年おちのテキスト(220円)と問題集(440円)を購入し、「ほんださん / 東大式FPチャンネル」というYouTubuの動画で勉強しました。
(この動画は秀逸です。今も2級の勉強でお世話になっております。)

ということで今回はFP試験についてお話させてもらいました。
次回は私が退職した後にやったことについて、もう少し詳しくお話させいただきます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

またよろしくお願いいたします。


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