雀荘へ初めて行かれる方へ(1)配牌まで



はじめに

最近知り合いを雀荘に案内することが何度かありました。やっぱ最初は入りにくいよねー。ということで、ちょっと昔にまとめたものを整理してみました。

雀荘に入る

さあ初入店

雀荘探しのお話はここでは割愛します。
とりあえずあなたはノーレート(ペリカを賭けない)雀荘に入ることにします。
早速、インターネットで探したノーレート雀荘にたどり着きました。
お店に着き扉の前に立ったあなたは少し戸惑います。

さっそくの第一関門です

初めて入る雀荘は、よっぽどの猛者じゃない限り、ちょっと緊張します。これは麻雀に慣れていてもします。ペリカレートがどうとかいう話もさることながら、客層とかスタッフさんとかが気になるんでしょうね多分。

でも、ここは勇気を出して扉を開けましょう。楽しい世界の始まりです。
すると、スタッフさんが「いらっしゃいませー」と優しく声をかけてくれることが9割9分です。
「だれ?」って顔で一瞥されて無視されたら「間違えましたー」って帰っていいです(笑。
なお、僕はノーレート雀荘でそんな経験をしたことは一度もありませんので心配いりません。

登録とか

雀荘に入って店員さんに声をかけられたら「雀荘にはじめて来た」旨を伝えましょう。

形式は雀荘によりますが、大体の雀荘は最初に簡単な登録があります。
名前と連絡先程度がほとんどですが、アンケートなんかもついていることがあります。

ハンドルネームで登録できるところが多いと思いますので、X(Twitter)やInstagramのハンドルネームなんかで登録しても構いません。(なお、本名だけとか本名とハンドルネーム両方書くところもあるので、確認してみてください。)

ちなみに、この後あなたは色々な雀荘に繰り出すことになるでしょう。
その時に、大体同じハンドルネームを使うことが多いですし、場合によっては今後麻雀用のX(Twitter)アカウントを作って情報を集めたりすることもあります。そしてその時は、おそらくそのハンドルネームを使うことが予想されます。
友達ができたときも、あっちの店ではエリーゼでこっちの店ではイシヤマとかだともうわけが分かりません。

ですので、汎用性が高く、今後使っていけそうなハンドルネームがおすすめです。面白半分に変な名前を付けると後悔します。高校生がファミレスの受付に名前を書くノリで書いてはいけません。(「カリン」様とか「神」様とか)
麻雀Barにいってお店の人に「桜木花道さんいらっしゃい」とか言われるのを想定してみると分かりやすいと思います。
有名雀士のパロディとか、漫画のキャラクター名は余りおススメしません。

なお、この段階で、店員さんに初心者である旨を伝えるとその後の流れがスムーズだと思います。
点数計算が怪しい場合もここで伝えておくことを強くおススメします。

飲みもの

経験上、このあたりでお店の飲み物の説明をされることが多いですかね。
雀荘の飲み物はフリードリンク制、料金制、自販機でどうぞ、等いろいろあります。ここは本当にお店によるので、まあ気にしないでいいと思います。気になる人はフリードリンクの炭酸水は避けてください。初心者感が薄れます(ウソ

ルール説明(いわゆるルー説)

登録が終わると、そのあと店員さんからルール説明が始まります。
すでに初心者である旨を伝えているあなたには、店員さんがより丁寧に説明してくれることと思います。

が、ルール説明って、基本的にわかりにくいです。
というのも、ルール説明は、元々麻雀が打てる方に対して「ほかの店と違うところ」を説明するためのものという側面があるので、わかる人がわかるようにしか書いてないんですね。

初心者のあなたが、トチュウリュウキョクイッサイアリマセン、とか、コクシムソウノアンカンアガリハアリマセン、とか、オニーサンカクーイネーマッサージドウ?と言われても、そもそもわからないですし、新橋とか渋谷で最後の言葉についていってはいけません。

ですので、ルール説明を聞いた後などに「いつも自分がゲームで打っていたり、見ている麻雀(例えばMリーグとか団体のリーグ戦とか雀魂とか割れ目でポンとかアニメの咲)」を伝えて、同じところ、違うところがあるのか聞いてみるのがいいかもしれません。
僕、咲がどんなルールでやってるか知りませんけど。

なお、最近は、Mリーグと同じルール(赤が萬子索子筒子の5に各1枚入っていてドラ扱い、親がテンパイしていたら連荘(親が続く)できる、そしてトップが偉いルール)が多いかと思います。
赤が入っていないところもありますが、まあ、最初は気にしなくていいです。

オカ?ウマ?最初はいいです。トップ目指して頑張って打ちましょう。
トップ賞?多分そこはノーペリカのお店ではありません。

まずは着席

どの席座るの?

ルール説明等が終わってしばらく待っていると、店員さんから早速ハンドルネームを呼ばれます。「〇〇様どうぞー」。変なハンドルネームにしなかったあなたはとりあえず安堵します。

この時に、一個しか席が空いていなければ問題ありませんが、たまに2個席が空いていて「東家(トンチャ)と西家(シャーチャ)」どちらにしますかー、とか聞かれることがあります。

好きな席を選ぶといいと思いますが、時間制限があるお店だと席(主に北家)によっては親が2回来ない可能性があります。

また、東家に座るといきなりバラバラの配牌が置かれている状況で、荷物置いて座って「さあ切って」という状況になってしまうことは頭に入れておくとよいかと思います。

個人的には、選べるなら南家か西家にでも座るといいよ、と思っていますが、ここは異論を認めます(笑

ちなみに、僕はめんどくさがり屋なので、近い席に座ります。

ここで一言

座る席が決まって、席に着いたら、ここで大事な一言
「よろしくお願いします」の後に、
「雀荘初めて来ました」とか「初心者なんでよろしくお願いします」とか「点数計算まだ勉強中なんで」と、あなたの状況を他の皆さんに伝えてください。

お店によっては「点数計算勉強中なんで皆さんよろしくお願いします」とか「初心者のお客さんなので」とか店員さんが伝えてくれることが多いかとは思いますが、店員さんも人の子です。
たまに漏らす時もあるでしょう。
そういったときは、自分で挨拶できると完璧です。

後で細かく書きますが、点数計算ができなくて怒る客を僕はみたことがありません。
ですが、点数計算できないのにそれを伝えていないせいで、あなたのアガリの後に沈黙の時間が流れて気まずいということはありますし、「できないんなら言っておくれよ。」って思うお客さんは時々います。ですので、最初に伝えておきましょう。

雀卓についているアイテム

と、ここで雀卓についているアイテムの説明を簡単に

  • サイドテーブル
    これは、自分の左側を使います。右利きの人が右手で麻雀をしながら、左手で飲み物を飲んだりするためです。左利きの方もたくさんおられると思いますが、ここは涙を呑んで左のテーブルを使ってください。

  • 点棒
    オーソドックスなところですと、
    🟥10000点1本
    🟨5000点2本
    🟦1000点4本
    🟩500点1本
    ⬜100点5本
    の合計25000点が入っています。
    後、これとは別に⬛10000点(黒棒)2本があることが多いですが、これは点数がなくなった時の借金用です。これを寿人棒などと呼ぶ人もいますがその人は普段からスベッている人なのでそっとしておきましょう。わざわざあれを口に出す人の気持ちがわか・・・熱くなりすぎましたすいません。
    ちなみに、REXX3という機種の黒棒は点箱の上にクワガタみたいに入っています。少し前に、REXX3が出たばかりのころ、オフ会イベントにゲスト参加していた近藤誠一さんが、「黒棒どこー」って大きな声で言ってみんな爆笑した思い出があります。それほど分かりにくい位置にあるとともに、初心者相手に誠一さんがすっ飛ぶこともあるゲームなのでみんなノビノビ打ってください。

  • USB
    充電できます。大体点箱の左側。
    REXX2という機種は信じられない場所にUSBの差込口があって、みんな「なんでここにしたんだろう」と疑問に思っています。
    なお、REXX2のUSBに一発でコードを差すと、先ほどの「雀荘はじめてきました。よろしくお願いします。」との言葉に全く信用性がなくなります。
    いわゆる三味線というやつです。

麻雀を始める

さて、ここからが本題です・・・が、ここまでに、3000文字も使ってしまいましたので次回にします。でも、麻雀そのものの話はたくさん情報があるから、僕が飽きたらこのシリーズはこの回で終了ですw

みなさんどんどん雀荘に行って楽しんでください。

文責おがいち

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