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沖縄・天描画家の大城清太さんの神人だったおばぁの口承✨「役割の玉」🔮

大城清太さんの祖母は、沖縄の各所のうたきで祭事も行っていた神人(かみんちゅ)だったそうです。
そのおばあの語りの中でこのコロナ禍によく思い出していたお話があるそう。
今日はそのお話をシェアしたいと思います。

昔々、この大陸はひとつであって"超大陸パンゲア"だった。

その大陸が二つに分かれ、
"ローラシア"と"ゴンドアナ"になり
その後更に33に分裂した。

神様は33の玉を、それぞれの場所へ散りゆく者へ渡していったそうな。

その玉は【役割の玉】
「あなたの居る場所からは、世界中の人々へ食べ物を与えなさい。」
「あなたの居場所からは、人としてどう生きるのか道徳心を伝えなさい。」
「そして、あなたの居場所からは、皆がより良く生きる為、人の内側を伝える役割の玉を授けます。」
自分の役割が分かった者たちは、それぞれ
33カ所へ散って行きました。

玉を四角で囲うと"国"
国は全てそれぞれ役割がある。

食べ物で言うと、日本の主食は米。…米国…
アメリカは、広い国土で食べ物を作り、多くの人へ与えなさい。

人としての道徳心。道徳は人の真ん中。…中国… 中国は人類の歴史が古く、徳の道が通っている。それを伝承しなさい。

その米と中の真ん中が日本・琉球。二つの国の壁としてある、火の国日本は本質を伝える役割。
日本は感情の表現が多彩で豊かでファジー。内面を伝えるには、この曖昧さが大切だそうです。悲しみひとつ取っても、その種類ってたくさんありますよね。
わび・さび・禅などの内側、中庸を伝える教えをもたらされている国なんだとか。

今、それぞれの役割を思い出し、個人も国もその役割を明確に目指すのにもってこいの時期。

問題点はたくさんありますが、ひとつずつ消していけたらメリットにも変えられるよね
と大城さんは仰っています。

そして、おばあが天へ逝く時に伝えてくれたと言う言葉。
「清太、好きなものはあるかい?それを見つけた時に、親・兄弟・友だち…周りには絶対相談するんじゃないよ。皆んなには分からないんだから意味が無い。
好きな事、自分の為に一生懸命使い続けて。
ずっと使い続けて、磨き続けると、

"好き"が"才能"に変わる時が来る。

その瞬間が来て、その好きで周りを喜ばせる事が出来ると、世の中からお願いが来るから。
その時は絶対に受けるんだよ。そうしていると、

その"才能"が"役割"に変わるんだ。」


また、"天"という漢字は"ニ"の数字と"人"という字で成り立っていますね。
この"二人"とは、"自分と自然"の意味だよ〜おばあは言っていたそうです。
自然と自分はひとつなんだ、ということ
自分をよく知ること
新しい技術はメリットも多くて素晴らしいですが、果たしてそのデメリットはどんなものなのか?
古き良きものも思い出して先の世代へ繋げていくことも大切にして行きたいですね💞

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