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ネパールから帰国後、見た映画『火口のふたり』

大学の頃に好きだった彼との付き合い、一緒にいるだけでハッピー。ただ、同時にちょっと先の見えないこの恋が、時にはすこ~し苦しくて、切なかった気持ちを思い出した映画だった。

何の損得もなく、ただ好きだから身体を重ね、彼と一緒にいた大学時代。、お互いあまりにも若すぎて、これから先に何か起きるかもわからない、何にも責任の持てない私達がなんとなく悲しかった。

もちろん、大学卒業して社会人となって会社で働きだしてからも付き合い続け、数年で結婚...という人達もいただろう。

でも、社会人になってそれぞれが働きだし、別の環境で過ごし始め、忙しい毎日からのすれ違い、その他で別れてしまうケースが多かったり。

それに、私は大学を卒業したら、日本を出ると決めていた。自分から遠くに行ってしまうのに切ないもない…(変な話だ)

映画の主人公は、秋田から東京に出てきて働く幼馴染で、いとこ同士の賢治(柄本佐)と直子(瀧内公美)。二人は東京に来て付き合い始めるが、賢治の浮気を知り、直子は秋田へ帰り、しばらくして自衛隊の人と結婚を決めた。賢治は、直子の結婚式に参加するために、秋田に帰り、久々に直子と再会。「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子の言葉をきっかけに、二人は昔付き合っていた頃のようにお互いの身体を絡めあう。

1度だけの約束が、抑えきれない何かに流され、直子の婚約者が出張から戻ってくる5日間のみということで賢治と直子の5日間が始まった。

映画では、賢治と直子が身体を重ねあうエロティックな場面の数々が映し出される。複雑な現実はなしで、ただただ、身体を重ねたいという想いから身体を求めあう二人をみていると、大学時代に付き合っていた人とのことを思い出し、なんとなく、切なくなった。その反面、二人の会話を聞いていると、これもまた学生時代に誰もが経験したような、とってもリアルなやり取りで笑える。同時に、とってもかわいい。

バツイチでぷー太郎、でも、身体の相性が良くて、何でも話ができる賢治と、これから子どもを生み家族を構成していくことに問題のない自衛隊の婚約者。結局のところ、よくある話なんだけど、二人の映像がとても爽やかで、直子のマリッジブルー、やけぼっくりに火が付いた…というような言葉では終われない何かがあって魅力的。

(ちょっとうまくいえないが…)
頭でばかり考えるのではなくて、身体の声を聴く、本能にまかせる、それもまた好きだなぁと思った。

写真:ネパールのポカラのフェラ湖畔、ヒンズー教のお祭り
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