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【Tips19】ビミニトップ(一部誇張あり)の装着

炎天下のセイリングはキツイ。
解決策は?
最初に思いつく3つの解決策は…

・Nauticatに乗り換えてエアコンの効いた涼しいキャビンから操船
・Fisher25に乗り換えてエアコンの効いた涼しいキャビンから操船
・HABER34Cに乗り換えてエアコンの効いた涼しいキャビンから操船

上から、Nauticat、Fisher、HABER。
どれもエアコンを入れれば涼しく快適そう。
レイアウト的にはHABER34Cが、無骨さとミニマルな感じではFisherが好きですな。
そう言えば、日本製のツボイからパイラーと言うFisherのパクリインスパイアモデルもあったし、他にもアルバトロッサーとか、探せば数はこそ少ないですが、閉鎖されたクローズドキャビンで操船出来るモーターセイラータイプのモデルは結構ありますな。

では早速Amazonでポチりと… と思いましたが、残念な事に、これらのモーターセイラーは通販では売っていません。

って言うか、エアコン無理な物からはちょっと離れようか…
セイリングボートヨットだからね、乗ってるのは。

他の解決策はと言うと、

・そもそも暑い夏には乗らない
・グリーンランドに引っ越す(調べたら夏の最高気温が8度だって…)

くらいしか思い付かず、現実的な解決策がありません。
仕方ない、決め手には欠けますが、手っ取り早いのは日光を遮る事。
そっち方面に進みますか。

そんなわけで、ビミニトップ日除屋根を装着しましたよ!
ええ、ウチのポケットクルーザー小さいヨットクラスの艇にビミニトップを付けるのは非常に難題。
狭いからね…
で、どうしたのかと言うと、これを買いました…

この写真見て気付いたけど「風の強い時は使わない」って書いてあるな…

大阪のおばちゃんの自転車には標準装備のこれが今回のソリューション。
傘キャッチ!(とAmazonで検索した)
ヨットは、おそらく大阪のおばちゃんの漕ぐ自転車の速度より速いため、ちょっと高めの丈夫そうなやつをチョイス。
X軸とY軸は工具要らずで調整可能(傘は丸いからZ軸は要らないわな)。

これをスターンパルピットに…

ちなみに手前のはロッドホルダー
このヨットに一番最初に付けた部品

取り付けてやるじゃないですか?
そして、当然ここにはUVカットの日傘を…

ホールドさせてやれば完成!(と言う程のものではない)

傘を開くと…

外側は白で、内側が黒なのよ

ほうら、(貧乏臭さは置いといて)完璧な自分専用プライヴェートビミニトップに。
これで風とか大丈夫なん?ってお思いで?
奇遇ですね、私も同じ疑問を…
実際に海に出てみます。

まず機走では…

後ろに見えるのは城ヶ島大橋

余裕ですね、うんうん。

では、条件の厳しい風がよく当たる帆走中ではどうかと言うと…

おお!いけるじゃないですか!

お前これ、ウケ狙いでやってんじゃないの?と思われるかもしれませんが、ちゃーんと…

ちょっとレンズに潮が着いちゃって、下の方が白くなっちゃってますが、ほら、私のいる場所が日陰になってるでしょ?
これめちゃくちゃいいですよ。

しかしまぁ…

乗ってて貧乏臭い視界ですし…

ヨットのセイルと同じで、裏風入れたら(多分)アウト

はたから見たら、更にふざけた感じに見えるのも事実。

この後、近くを並走気味だったオセアニス見知らぬヨットがわざわざ近づいて来て

「その傘、最高ですね!」

って言われてしまいましたわ…

いいのいいの、傘一個でこんなに快適になるんだから。
残念なのは、1個しか無いのでポートサイド片側しか日陰が作れない事。
スターボードタックの時は、やはり炎天下を満喫させられます。
2個つければいいやん!とお思いの貴方、それはあまりにもあんまりなスタイルになり過ぎますわ!

ちなみに、ウチのヨットのセイルはホワイト、ジブのUVカット布やスタックパックもホワイト系(シルバー)で作ってもらっています。
それに合わせて、日傘も白いやつを買いましたわ。

自艇には青とか赤とか、他の色を持ち込まないようにしてる

海上で、少しでも浮かないようにと言うこの努力。
いや、ヨットは浮かんでて貰わないと困りますけどね。

今週はこんなところで。