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【Tips10】ランタンを変え、10万円はあきらめた

大晦日、当然今年最後の記事です。

むかーし、私が大阪に住み八尾空港勤務だった頃、空港近くに「紅灯」と言う食堂がありました。中華料理屋さん(正確に言うとつながった隣の店舗で和食もやってて、厨房は共通だった気がする)なんですけど、トルコライスと言うメニューがありまして、中華なのにトルコ。
長安からタクラマカン砂漠を渡ってトルコまで… お前はシルクロードを貿易支配したソグド人隊商キャラバンかよ!みたいな存在ですが、なかなかのお味、素晴らしいメニューでした。

何が言いたいのかと言うと、ランタンですわ。
実はこのお店、「紅灯」と書いて「ランタン」と読ませていまして、看板にも振り仮名が書いてあったのを覚えています。
懐かしいなぁ…(もう閉店)。

と、今年最後の話題は紅灯ランタンのトルコライスの話… ではなく、ランタンですわ。
私の冬のヨットライフには必須のランタン。

そもそもね、私がマリーナに行くのは早朝なんですよ。
と言うのも、東京に居を構えつつマリーナは千葉の南部、その間絶対に通る「東京湾アクアライン」が遅い時間(と言っても朝6時とか)だと滅茶苦茶混むんですわ。

海原雄山に

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こんな感じに理不尽に怒られるのも嫌なので、混まない時間に行っているだけなんですけどね。

夏は日の出が早いので良いのですが、冬は6時半とかにならないと暗いじゃないですか?そこで必要な光源ランタン
勿論キャビンの天井には何個ものライトが備えられていますが、普段は魚探やら水深計やら…と、様々なスイッチをオンにしたままでアクセサリーバッテリーのスイッチを入れるだけでそれぞれに通電するようにしているものぐさ設定ですので、あまりアクセサリーバッテリーを入れたく無い。
そんなわけで、冬の朝はLEDランタンの活躍になるわけです。

今使ってるのが

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これなんですけどね、白い光と暖光の切り替えで、光量調整が何段回か出来て、逆さまにすればフックで天井から掛けられる。
USBで充電するのですが、逆にモバイル機器への充電も出来る。
特に問題の無いこれは、変える理由が今までありませんでした。

ところが先日、LEDを点灯したまま帰宅すると言う痛恨のミスで、真っ暗な夜明け前にヨットに来ると、バッテリー切れで電源が入りません。

幸い、ヨットに積んでいるジャンプスタート用のリチウムイオンバッテリーや日立(と言うかHiKOKI)の扇風機のリチウムイオンバッテリーはUSBポートが付いてますので、急遽そちらから充電しつつLEDを点灯させて事なきを得ました。
しかし、結局今度は大元のバッテリーを(多少でも)充電しなきゃいけないわけじゃないですか?

「面倒くさ…」


そんなに高い物では無いので、新たに充電の必要の無いソーラー式の物に買い替えます。
今までの物は自宅に持って帰って「防災用に」と言えば、家族ポイント少しアップするかも(←実話)。

買ったのはこれ、

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まずは、

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伸びる(多分、この蛇腹の付け根が最初に壊れる予感)。

そして、

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光る(ランタンだから当たり前)。

さらに、

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この上の部分も光るんだけど、

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閉じるとトーチになる(って書いてるけど、そもそもトーチってなんぞや??懐中電灯とは違うのか?)。

ま、よくわからないからいいとして、メインは…

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裏側に太陽電池が付いてるので、

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窓だらけのウチのヨットなら、カーテンを閉めた状態でも普通に充電してくれる。これなら「♪たとえーば 世界中が どしゃ降りーの 雨だろうと」ゲラゲラ… いや、ガンガン充電しますわ(↑THE HIGH-LOWS↓ね)。

あとは、

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ハンドルが付いてるので、

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こんな感じで使えます。

もっとも普段は、

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こんな感じで、テーブルの上に置いて使ってますけどね。
これは逆さま(ハンドルが上)に置いて、真上に光がいかないようにしてる状態。眩しいから。

これまで通りUSBで充電出来ますし、その逆にモバイル機器への充電も出来ますので、デザイン(と言うか色)以外に不満はありません。
蛇腹(の付け根)がすごい弱い感じです、壊れませんように…

ここまでがランタンの話。
そしてここからは10万円をあきらめた話。

ヤマハ発動機×noteの投稿コンテストが「エンジンのかかった瞬間」と言うテーマで行われていまして、グランプリは10万円分のギフトカードなんですよ!
早速私も参加させて頂きまして、こんな記事を公開しました。

ああ、10万円貰ったら何を買おう?国際VHF無線機DSC機能付きのヤツにアップデートしちゃう?それとも超音波式の風向風速計付けちゃう?なんて狸皮たぬきがわの数を数え始めた頃、ヤマハ発動機さんのnoteで

こんな記事が出ているじゃないですか。
ふむふむ、現在2,200を超える応募があるとな?そうかそうか。それで狸の皮は何枚だ?と読み進めていますと、「投稿の一部を紹介させて頂きます」と書かれています。
ははぁ、これはきっとスケープゴートの作品だな。
テーマの方向性は合ってるけどグランプリとか入賞とかにはならない程度の作品を途中でピックアップして紹介する事で、更なるそっち方向の投稿を促す感じ?こんなのにピックアップされたら絶対入賞とか無理じゃん… と読み進めると、5つほど投稿が紹介されていまして、そのうちの一つが私の記事…

もうこの時点で10万円ゲット作戦ダメじゃん!


ああ、いやいや、ヤマハ発動機さんご紹介ありがとうございます。
お陰様でウチのGTS1000とSuper Tenere(XTZ750)は元気ですよー!(←ゴマスリ)昔乗ってたTDR50やRZ50、RZ350、RZV500Rも元気でした!
あわよくば、何かギフトカードが当たる賞に入れて下さいねー。

さて、2021年も今日で終わり。
皆様には大変お世話になりました。
個人的記録のためにこの「非航海日誌」を書いていますが、書くのが面倒な時も「スキ」をして頂く皆さんのお蔭で続ける事が出来ています。

来年も宜しくお願い致します。