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Boys dinnerの当日。ミートローフ絶賛。

Meatloaf
Roasted potatoes
Green beans
Salad(レタス、きゅうり、トマト、ゆで卵、quinoa)
HBで焼いたFrench Breadと、彼奴等が食べたことのないクオリティの白ごはん(コシヒカリ米)

メニューは予定通り。


すべてバッチリな仕上がり。

皆が心配していたMike E. は、チノパンに襟付きシャツという出立ちで現れた。私は「あら, you dressed up!」とにっこりし、hug。背の高い肩幅のあるスイマー男子のhugは包容力があっていい。Ryan O.はカップケーキを持参。hug。彼の両親はムスメの大ファン。Erikも時間通りに到着し、hug。 

Mike E.は終始一貫きちんとしたマナーと態度で、私の質問には私の目をまっすぐに見て答える。そんなに爆発したような食欲ではなかったけれど、ローストビーフ300gは間違いなく食べてたし、パンもサラダも美味しい美味しいと喜んだ。

後日談。
クラブの仲間に向かって、私のミートローフを
"That shit was a bomb!"
と描写したらしい。笑。

スイマーと私との食卓の会話は心配する必要などなかったほど、和気藹々と進み、用意した食事も持ち帰り用に少し余る程度まで、皆で平らげた。

私が片付けを始めると、Mike E. はすかさず立ち上がって、汚れた食器をdish washerに入れ始めたので、びっくりした。
"You don't have to."
と声をかけたが、手を止めないので、
"Thank you."
と、背中に手を添えた。

私が片付けをしている側で、4人のスイマーはワイワイと盛り上がりをみせる。私は残った食事を持ち帰り用に三つの容器に分ける。

そして、皆でカップケーキ。

ミニカップケーキ各種。

どれが好きだとか美味しいとか、皆で品評会。

後日談。
Mike E. は、二日後の夜、持ち帰ったミートローフを食べていると、ムスメにsnapしたそうな。笑。

実は。前にも書いたが、ムスメのSenior Promの相手が決まっていない。水泳クラブで有名私立男子校のJoeが第一候補だったのだけど(好きな男子だとかそういう意味ではまるでない)凄まじいレベルのカトリック信者で、リビングには等身大の山羊の置物があるとか、母親は水泳ミートの遠征先でも日曜は教会に行くとか、今年のハロウィンでJoeはなんとPope(ローマ教皇)のコスチュームだったとか、もうあり得ないレベルで、私は大笑いしムスメは怖気づいていた。

そして。
彼の弟、Domがミートでムスメのことを父親に”Joe’s prom date"と紹介し、ムスメはドギマギしながら父親と握手。ところが、もともと「俺は有名私立男子校だぜ」みたいな態度がちらほら見えてたJoeの、そういう態度がなぜか加速。ムスメの鼻につくようになる。

ある日のこと。
「公立高校じゃあ習わないかもしれないけど」などと抜かしたもんだから、カチンときたムスメがスパッとやり返した。すると、その夜。
よりによって、英語大得意のムスメにあてて、Group Chatに詩の解説を投稿したから、ムスメがミサイル反撃した。

「よりによって、この私に向かって詩の解釈を使って挑戦するなんて!」

どんな時でも、last wordは自分が、というJoeが反撃できなかったというから、さすがムスメである。笑。

また別の日の練習の時。200 IM (Individual Medley: Fly, Back, Breast, Free)のセットの時、Joeが2:14で泳ぎ、よりによってIM超得意のムスメに挑戦した。

身の程知らずめ。

ムスメのタイムは、2:08
大体、高校生男子が女子に負けるなど恥晒しもいいところ。それも皆の前で正面切って挑戦して、の結果。もうこうなっては、JoeをProm dateに誘うなど、あり得ない。

そして、話をBoys Dinnerの終わりに戻す。

"Mom….Do you approve Mike to take me to the prom?"

笑。承認するもしないも、ない。

"Listen. He is a good kid. I love him. He will be a good date for you.”

それ以来、ムスメのMikeへの態度と評価がガラリと変わった。もちろん、彼女のタイプじゃないから恋愛対象ではないけれど。


ただただ好きで書いています。書いてお金をもらうようになったら、純粋に好きで書くのとは違ってくるのでしょうか。