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カレーライス、ルーをどこにかけるか問題

皆さんは、カレーライスを食べる際、ルーをかける位置を意識したことはあだろうか?大体の人は、右半分か左半分にルーで覆う、”半かけ”スタイルだろう。全かけor別盛りの者は、今すぐこの講義室から出ていきなさい。

今回はその"半かけ"において、"右かけ"、"左かけ"どちらが適しているのかを議論していきたい。


※本テーマは、利き手も重要な要素となってくる。そのため今回は便宜上、食す人間は右利き想定で話を進めていく。私は左でご飯食べるんだけどね。文字は右、食事は左の男の人生を綴った記事はこちらです。


まずは右かけのケースから考察してみよう。

右かけ

なーんかアンパンマンカレー系の甘ったるそうな色合いにしてしまったな。あんま美味しくなさそう。

まぁええわ。この盛り付けの場合、カレーの位置は、自ずと利き手≒スプーンに近くなる。仮にルーとライスを一気に掬った際、以下の様な構図になるだろう。

いかがだろう、普段この配置で食している者もいるだろうか?正直、私個人としてはあまり好みでない。何故なら、舌に触れる順番がライス→ルーになるため、カレーの味をフルで堪能できないからだ。「米本来の味も楽しみたいじゃないか」という意見も聞こえてきそうだが、カレーなんて激強フレーバーをぶっかけておいて、そんな通ぶった戯言を抜かす奴なんてロクでもないので無視する。やはりカレーライスを食べる際は、ルーを主体にして味わいたいものなのだ。

 
では次に、左かけのケースをイメージしてみよう。

左盛り

これ、ルーの部分新規描き下ろしだからね。カレーも絵もひと手間加えてこそさ。

この構図でルーとライスを掬ってみよう。この様な配置になるだろう。

うむ。素晴らしい。これなら右かけの時と違って、ルーがファーストコンタクトになる。後に米が来ることで、舌にルー、歯に米という配置になり、味も食感も楽しめる最適なポジショニングになるわけだ。


以上を踏まえて私は、"利き手の逆側にルー"が正解という結論に辿り着いた。略して"逆利ルー論"だな。私はこの思想を支持していきたい。


余談。そもそもこの記事を書くきっかけになった出来事がある。

先日、徳川園という日本庭園にて、ハヤシライスを食べた(カレーじゃないんかい)。その際の盛り付けを是非見て欲しい。

衝撃、まさかのルーが"下"だったのだ。

確かにこの配置であれば、スプーンを上から下に掬って、"逆利ルー論"と同じ結果が得られる。

いやー驚いたね。まさか"上下"でルーとライスを分けるとは。そんな発想そもそも無かったわ。

………決めました。今後私は、"下ルー論"支持者として生きていきます。皆応援よろしく。



更に余談。
ついでに調べてみたら、CoCo壱も下でした。

…………え?これ私が無知なだけか!?世間では"下ルー論"が主流なのか!?

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