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毎日投稿を終わらせる恐怖

このままではまずい。3月からNoteを始めて、毎日1000文字書き続けて約一ヶ月。一日も欠かさず投稿して来たのに、限界が近づいてきた。記事のストックがもう無い。

別にネタ切れになった訳ではない。書きたい題材は沢山あるし、構想レベルのものも加味すれば、30記事は残っているんだ。

理由はいくつかある。

第一に、書く時間を確保できない。仕事が忙しいのだ。これまでは在宅勤務故、自由時間が確保されていた。堂々とサボれるタイミングがあれば嬉々としてNoteを起動し、自身の思考を文字に起こす余裕があった。しかし最近、自部署の無能社員の介護で時間を縛られ、私自身の業務量も増えてきている。仕事の合間に頭の中で構成を組み立てる猶予すら無くなってきた。

次に、執筆に時間を要する題材へ中途半端に手を付け、未完で終わらせてしまっている。

自分で言うのもアレだが、私は筆が早い方だ。日記や愚痴といった、記事の構成やオチを考慮しない形式であれば、1時間1000文字は難しくない。

しかし起承転結を意識して書く必要がある場合、話が変わってくる。はじめに全体構成をざっくりとイメージし、序章から書き始めていく。徐々に肉付けしていく中で、話の流れが不自然じゃないか、頭から何度も読み返し、破綻があれば軌道修正。仮に元々の構想から逸れた作りになっていたら、記事全体の構成を丸々変える作業も必要になる。特に私は、余談で話を膨らませ過ぎた結果、本題から大きく脱線してしまうクセがある。そのせいで何度も記事の校正をしないといけない。

このクセが要因で書きたかったオチを見失い、完成を断念した記事がいくつもある。理想をいえば、未完のままお蔵入りした記事をしっかり完成させて、それを投稿出来たら良いのだが………。所詮一度オチを見失ったネタだ。それともう一度向き合うには普通以上に時間を要する。そしてそんな余裕はない。


また先ほど「ネタ切れではない」といったが………。これは半分嘘だ。正直、"毎日投稿"という目標を達成するためだけに、惰性で書いた記事もいくつかある。夜食で作った袋麺の食レポ、彼女とのデート日記。どれも私が本当に書きたい事ではない。本当は日頃考えている事、思想・持論をまとめた記事を沢山書きたい。ただそれを他者に伝えるために言語化するには時間がかかる。だから普段、毎日投稿用の穴埋めで書いた記事を片手間で量産しつつ、そのうち自分が力を入れたい題材に対してのみ、3、4日賭けてじっくり書き上げていく………といったルーティンとなっている。

………この状況はクリエイターとしてよろしくない。自分で面白いと思っていない記事に何の価値があるんだ?そしてそれを書き続けている私はバカか?そんなヒマあったら自分が面白いと断言出来る記事に力を入れるべきだろ。

でも書きたいネタに力を入れたら毎日投稿が出来ない。でも毎日投稿するには書きたくない題材も取り上げないといけない。

…………



決めた。





結論、毎日投稿は続ける。ただし、惰性の記事はもう書かない。そして、1000文字以上という縛りはやめる。たとえ1文字でも書きたいことがあれば、それを1記事とする。自分の考えを書くのに、必ずしも1000文字必要とは限らないもんな。そんなの義務教育で分かりきっていたはずなのに。私も歪んだ日本教育に飲まれた証拠だな。

というわけで、"質よりの量"を指針に掲げ、明日からも執筆活動続けて参りますので、よろしくお願いします。


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