統合失調症の脳の萎縮
統合失調症と言って、妄想、幻覚などが生じてしまう精神病があります。
この病気の患者さんの脳を見ていて、萎縮がない人が多いことに気づきました。
データ上でも確認されていて、その原因はわからないのですが、脳の機能は異常なのに、形態が変わらないのは珍しいことです。
有病率は結構高くて、100人に1人くらいいます。
大体学年で1人くらいいる計算になりますね。
この病気で、10代から20代くらいにかけて、進学や就職する位につれ、学生の頃のコミュニティや人間関係から脱落していっている人