新卒運行管理者、育休取ってみた
ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当です。
当社で育休を取得した新卒社員にインタビューをするシリーズ記事、今回は営業所の運行管理職員さんの事例を紹介します。
今回インタビューした人:中井 颯大さん
育児休業の取得は、いつ頃から決めていた?
安城さん(同営業所の先輩)も育休を取ってたのもあって、育休をどうするかについては奥さんとも相談していました。妊娠安定期に入った6か月目くらいのころですね。それを会社にそのまま伝えてっていう流れです。むしろ会社からも「育休はどうするんだ」って聞かれていました。
普段の生活の変化
うちは割と夜に寝てくれる子だったので、思っていたよりも大変さというのはなかったですね。生活の変化といえば、たまに子供が夜中に泣いたら起きてミルクをあげるぐらいで、その他の日中のリズムはあまり変わりませんでした。他の家庭の赤ちゃんのことは分からないですけど、うちは多分楽な方だったと思います。
パートナーとの協力体制
夜中のミルクは自分が起きてやるようにしていたのと、お風呂も自分が入れてましたね。あとはタイミング次第で、できる方がやる形でした。特に役割分担は決めていません。
朝、子供の泣き声と一緒に起き、奥さんの授乳中に自分が朝ごはんを作る。授乳が終われば、寝かしつけてもらいます。うちの子はその後は寝ているので、その間にミルクを作ることもありました。大体奥さんの方が詳しいんで、こうしろって言われたら「はい」って言ってそのままやってます(笑)。
以前の生活と職場復帰してからの働き方の違い
定時になったら早く帰るぐらいですかね。もちろん以前から心がけていたことではありますが、今はより定時ダッシュを意識しています。
あとは、今ってスマホで赤ちゃんの行動のログを確認できるんです。安城さんから教えてもらったアプリ(=ぴよログ)で、今何してるのかなとか、今日は何をしてたんだなとか、ご飯は何を食べてるんだろうなとかがわかるので、それを休憩中に見る時間ができました。
あと、みてねっていう子供の写真を家族と共有できるアプリがあるんですけど、その写真が更新されているか確認したり。今言った2つのアプリは今の世代の親は全員スマホに入ってるんじゃないかなってくらい便利で、自分もよく使ってます!
お子様と接する時間
最近ちょっと寝る時間が早くなってきちゃって、自分が仕事から帰るともう寝てる時もあるんですけど、起きてれば遊んだりミルクあげたりしてますね。お風呂は夕方にもう入っちゃってるんで、最近はあんまり一緒に入れてないのがちょっと寂しいです……!
仕事と育児を両立するにあたっての心がけ
まだ子供がすごく小さいので、任せられる部分は人に任せて、自分で全部抱え込まないことが大事だと思います。家庭内でも職場でも協力し合いながらやることを心がけています。
パートナーとの協力体制
仕事の日となると、ほぼ任せっきりですね。最近は自分が起きるのと同時ぐらいに子供も起きるので、その時にちょっとおむつを替えるくらいしかしてないですが、その分自分のできるところはどんどん自分からやるようにしています。育児に関することだけじゃなくて、たとえばトイレ掃除など日常の家事は気を付けてやってます。割と自分は家事をしないで怒られることが多いので(笑)。
育休を取ってみた感想
普段の仕事が子供の面倒を見ることに変わるだけなので、自分はすごく取って良かったなと思いました。家族3人で濃い時間を過ごすことができて、2ヶ月という短い期間でしたけど最高でした。
自分の所属する日交美輝は、快く「行ってきな!」って言ってくれる営業所だったので、いわゆる世間でいうところの「育休が取りづらい」とか「戻ってきたら自分の席がない」とかいう問題は全然ありませんでした。乗務員時代からお世話になっているのもあって、めちゃくちゃ居心地がいい営業所ですね。
これから育休を取得する後輩へのメッセージ
日頃から引き継ぎをきちんとやっていれば、基本は自分1人がいなくても営業所は回ります。自分だけで抱え込まず、協力し合える体制を営業所で作ってください。
それは、たとえば日頃から連絡を忘れないとか、休みの前の日であれば引き継ぎをきちんとやっておくとか、そういったことの積み重ねです。それがあれば自分が業務を持っていたとしてもなんとかなるものです。 自分1人がいなくたってなんとかなるという気持ちで、気軽に育休を取ってください!
日本交通が新卒採用を始めて10年余り。近年は新卒で入社した方のライフステージの変化が多くみられるようになってきました。結婚や子育てを経て活躍している先輩たちの事例を、今後も折に触れて紹介していきます。
取材協力:日交美輝(株)
Interview , Text:飛田