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『ほんの姿は凪 ただ凪でありて』光降ろし巡り旅⑦(完) 神津島編 -season3-

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前回の⑥がまだの方はこちら


神津島の開きを終えて
翌日にそれぞれの
港に向かう船に乗りました

帰りの船のことを思うと
行きのフェリーでの出来事が
ジワジワと蘇ってきます


まだお読みでない方は
こちらからどうぞ


えいや!


ある意味で肚を決めて
フェリーあぜりあへと乗り込みます


出航の時です


船が進むに連れて
神津島が次第に
小さくなっていきます




ここであることに気づきます

船があまり揺れて
いないではありませんか!


これを思えば
行きの時の尋常じゃない
揺れ方はなんだったのでしょう

改めて思い返すと
よく利島まで
着港できたなぁと…


この船の揺れ方ですと
神津島~下田港までの間は
なんとかなりそうです

この時は本当に
心の底から安堵しました


やった! 
やったよ!!


無事に下田港へ着いて
お仲間と別れてそれぞれの
土地へと帰っていきます


音葉さんたち家族は伊豆の方で
まだやることがあったようなので
帰りは別の船に乗っていました


下田の恵比寿島へ渡って
神子元島という島から

最後の結びの光降ろしを
家族でおこなってくれて
いたようです


光降ろしでみえない存在に
お言葉を頂いた際に

「凪」という言葉を
仰っていたと知らされました


凪は「和ぎ」とも書きまして

古語では「なぎ」と呼んで
穏やかな心情や情勢をあらわす
言葉だったようです


現代では風がなく
穏やかな波のない海の状態を
指すことがほとんどですね



「神津島より戻りての朝に 
  心に凪を携えゆかれよ
  (神言葉・一部抜粋)」


満たし満たされて 
ひたりて 水溢れるがごとし

満ち満ちゆきて 我が心内 
優しき波風 生まれとる

時軸無くして ゆらゆらと 
波間に射しゆく 光ごとしに

凪なるは それ
柔き優しき 
天意(愛)そのものよ


人 争い競り合い 好みて
無きもの 数えゆき 
我が手内に 多く求めよるが

ほんに(本当に)元一つならば
すでに 恋しきものはなし

ありれば ただ神 恋しゅうなりて
我が慈しみ心 それ同じ

柔き優しき風 望むこと
凪を求める 心よぞ

音葉・受(神言葉)
神津島より戻りての朝に


「凪」についての神言葉の全文は
音葉さんの”note”に
記載されております


凪(和ぎ)の精神性

すべてが調和して
間が釣り合っている


調和を重んじるということは
周りを気にしすぎて

決して没個性になる
ということではなく


ひとりひとりが自立したうえで
手を繋ぎバランスの取れた状態で
あることのように感じます


これから生きる先々に
どんな風を起こしてゆくか

そして何を自身で
取捨選択していくか


時間の概念を外して
ただただそこに光を射ざす
存在となれるように


凪の精神性を持って
柔らかさを 優しさを
望むもの


どんな荒波が来ようとも
自分の軸を根ざして
健やかにそこに立つ

無有からやってくる
日々の瞬瞬を味わいながら


ありのままの自分を
在るが儘に楽しめるように


これにて光降ろし巡り旅
-神津島編-を結びと
させて頂きます


最後までお読み頂き
誠にありがとうございました


オカダトカゲのご挨拶にて 
-完‐

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