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『神津島での集い 伊豆諸島最後の開きへ』光降ろし巡り旅⑥ 神津島編 -season3-


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前回の⑤がまだの方はこちら


利島3日目の朝
身支度を済ませて

神津島行きの高速船を
しばし待ちます


船が港に来るまで
それなりの時間があったので

少し散歩して山頂付近まで
足を運んでみました


道中の植物たち


階段をあがると
木々が生い茂っており
行く道先を通せんぼ


なかなかのレベルで
道を阻んでいる自由な木々たち


なんとか横道からすり抜けて
坂をあがってみると
そこには浄水場がありました


利島には川や湧き水がないので
いわゆるダムはつくれません

もちろん温泉もありませんので
雨水が唯一の便りでした


はじめは貯水池をつくり
雨水を貯めていたのですが

島の暮らしを存続するために
海水を淡水化する装置を設置して

現在は安定して村にも
給水できるようになっています


利島村役場浄水場


普段何気なく飲めている水さえも
この島ではあたりまえではなく

だからこそ自然や天然資源に
感謝する信仰が根付いており

厳しい自然環境の中でも
皆で協力して寄り添いながら
生きてきた歴史があるようです


人ひとりでは生きられず
島の民というひとつの共同体として
皆で協力して支え合う

もちろん近しい距離だからこそに
大変なこともあるかと思います


けれど例えば
何か有事があった際に

普段から協力することに慣れて
暮らしているからこそに

いざという時に手を取り合って
いけるのかもしれませんね


自然と隣り合わせに暮らす
利島の内情から

元々の日本のかたちを
見させて頂いたような気がします


さようなら利島(宮塚山)


高速船が利島に到着したので
早々に乗り込んでいきます

高速船はあまり揺れないと
事前に聞いていましたが
ほとんど揺れずに快適でした


人目でわかる高速船


途中に新島、式根島から
お仲間たちも乗り込んでいるのを

確認しながら
いよいよ神津島に着港です


神津島で既に先乗りしていた
音葉さん家族たちと合流します


神津島に着いてから
気がついたのですが

利島はそれなりの閉塞感が
あったことを自覚しました


というのも波の影響によっては
島を出たくても物理的に
出られないこともあるからです

また、売店は平日のみで
農協の運営するそれだけ

食事処も予約がほとんど必須で
2日間で島内の飲食店は
行きつくしてしまいました


生活に慣れてしまえば
それまでなのでしょうが

おそらく便利に慣れ親しんでいる
現代人からしたら

人によっては溶け込むのに
時間がかかるかもしれません

なんだか日本にいながらも
海外に来ているような
そんな感覚になったりもしました


神津島で皆と合流できて
なんだか気持ちもホッと緩みます

音葉さんは涙しながら
船を降りる仲間を迎えてくれる
姿が印象的でした


各島の開きのお仲間との連携や
神々からの指示をそれぞれの島の
担当にお伝えしながら

神津島での自分たちの開きも
家族や仲間と協力して
進めていました

細かな気回しが必要で
本当に大変なことだったかと思います


いろいろな思いが交錯する中で
仲間の顔を見て緊張の糸が

少し緩んだことによる
涙だったのかもしれません

しばし再開の喜びを
分かち合います


昼食を取った後に
全員では神津島で最後のご挨拶となる
開きへと向かいます


場所は
阿波命(あわのみこと)神社です



到着後、車を降りて周りをみると
鳥居の裏にはすぐ海がありました

鳥居をくぐり
石段の参道を歩いていきます


周りの木々は
上に覆いかぶさるようなかたちで
活き活きと生い茂っています

参道を進んでいくと
その先に本殿が見えてきました



そこで神津島に集まった
老若男女を交えた総勢28人の
一斉光降ろしをおこないます


まずは御神業の大先輩が
先陣を切って

祝詞をあげた後に岩笛を
吹いてくださいました

岩笛が永久へと
鳴り響いているようです


石笛が鳴り止むと
音葉さんのみ歌が続きます


しばらくの静寂があり
音葉さんの肉身を通して
神々よりお言葉を頂きました


温かき労いのお言葉に
感謝いたします

神々の声はどこかとても
嬉しそうにも感じました


集いしは人のみではなく
多くのみえない存在も
共にそこにおります

人一人では生きられず
それは神々も同じことのようで

この手の繋ぎこそが巡りであり


人も 鳥も 虫も 木々たちも
全ての万物に命が宿っており
元々は上も下も存在しない

海や土地に線引きもなく
始まりはもと一つ


互いを敬いて
互いに愛で合えるような

生きとし生きるすべてが溶け合って
美しき御世になっていくことを


次の世代の子らに
どんな世をみせていきたいのか
どんな世を創っていきたいのか

この地球が永久に存続できるように
いまの大人たちになにができるのか


本当はシンプルなはずなのに
人は多くの課題を残してしまい

それらをより良い方向へ
していくことは

決して単純では
ないのかもしれません


それでも美しき世を残したいと
子らのために、

人間都合ではないよう
万物が隔てなく生きられるように

あぁ、今日もしあわせだねって
この生かされに日々感謝できるように

安らかな笑顔で
この両の手を合わせられるように


そんな生き方ができる大人たちが
増えていけばどれだけ
素晴らしいことでしょうか

どれだけの人の心に美しき花が
咲き誇ってゆくでしょうか


「人心のひくり返し」

それは今この瞬を生きる
大人ひとりひとりに向けての

願いであると
心に留めたいと思います



次号(‐神津島編‐最終話)
『ほんの姿は凪 ただ凪でありて』




【音葉*otoha*お話会日程❢】

望めば誰でも
光を降ろすことが叶う
光降ろしのお伝え

万物がしあわせに生きるための
本質的な大事ごと
自立のためのお伝え

そのお伝えの場作り
ご縁結びのお仕事に
どうか力をお貸し戴ければ幸いです ​

誰でも分け隔てなく
ご参加して頂けるように

参加費はドネーション制
(自由金額)となっています

全国で多くの方々がご参加いただき
その手に光を灯して
動いてくださっています


**************

【6月の音葉*otoha*お話会】

北海道白老町
6月16日(日)11:00~
しらおい創造空間”蔵”
多目的ホール

お話し会開催決定です!!

【申し込み】


沖縄県浦添市
6月23日(日)11:00~
てだこホール多目的室

【申し込み】

沖縄ははじめての
お話会開催となります!


【調整中の*お話し会*】

6月6日(木)
兵庫県宍粟(しそう)市にて決定!

以下5~6月を予定しています

兵庫県加古川市
横浜市緑区
長野県原村

**************

お話し会詳細はHPへ↓




八百万の神々より預かった大事ごとを
音葉さんのYouTubeでもお伝えしています


最後までお読み頂き
ありがとうございました :->

はじめましての方は
自己紹介とこれまでのあらすじへ


光降ろし巡り旅①~➉
~北海道編~
season1はこちらから


光降ろし巡り旅①~⑨
~北海道編~
season2はこちらから

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