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カミナリの朝

久しぶりに夜明けは豪雨です。幾重にも雨のカーテンが降りているようです。ザーザーとホントに言ってる!と妙に感心しました。

そんな中、あの鶯でしょうか?こんな天候なのにその雨の帳を割く勢いで鳴いています。それは小春日和の穏やかな時の鳴き方ではなく、どこか遠くに届けとばかり澄んだキリリとした響きです。

ひょっとしたら違う鳥?と思うほど細くても研ぎ澄まされた刃物のような鋭ささえあります。

カミナリまでも聞こえてきました。空の上遥かなのかそのくぐもった轟は小さな鳥をのみこみそうな響きです。

だんだんとのどが痛くなった?のか小さくなっていく様が激流に飲み込まれていくのではないかと心配になるほどでした。

こんな状況でも鳴き続ける様子はなんだか使命があるようにも聞こえたのは私だけでしょうか?するとだんだんホーホケキョらしき音階になりこのための雨に負けず?だったのかもと納得?しました。

少したって、雨の音が優しくなりました。
空は墨色からどんよりと水を含んだような灰色となりあれあれ鳥までもいつものあの可愛らしい声となりました。

「今日は雨かぁ!」と寝込むことを選んだニケは暢気なものです。
抜き足とまでは行きませんがそっと下に降りてお湯を沸かし、一日の始まりの白湯を飲みます。

朝食の用意をしてとテーブルに運ぶとなんとちゃっかりお座りして「黙って降りて行かないで!」と言わんばかりにこちらを見ています。

今朝は頂いた明太子、白いごはんに乗っけて…。
毎日同じものをということが無く毎日その日の気分や旬の物。

食後は熱い玄米茶で梅干し。
何が体にいいのか悪いのかあまり意識せず食事はやっぱり楽しむもの。
今朝のご飯も美味しくいただきました。

今日もいい日にしましょう!


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