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ため口は親しさの?

初めて会った時から、何年もの知り合いのようにため口で話す人がいます。
ざっくばらんなのがいい時もありますが、ちょっと早すぎる時も…。

もちろん新しく参加してくる人にはみんなウエルカムの気持ちは当然ですが、当人に少しは恥じらいや謙虚な態度が欲しいと思うのは私だけでしょうか?
反対に人見知りなのかうつむき加減で、小さな声。ぶっきらぼうで怒っているの?と。本当に第一印象は様々です。

特に職場での振る舞いや応対。びっくりするくらい普段おうちで話しているそのままの人がいます。

50歳半ばのその女性は自分で物おじしないタイプだと言います。
上司にもため口。

最近は芸能人がどんな大先輩にもタメ口で通すことでなぜか人気があるようですが、私はあまり好きではありません。やはり時代のなせる?でしょうか。
言葉使いとお箸の持ち方。大正時代の親には厳しくしつけられました。今では親子が兄弟姉妹のように仲良くてたまに親に対して驚くような言葉使いの人を見ますが、うまくいっているのならいいじゃないのということなのでしょう。

「親しき中にも礼儀あり。」は大切にしてきました。最初から土足で上がり込んでくるような態度や言葉使いは真摯さが欠けているようにとられて反感を買うこともあります。
 タメ口でしゃべれないなんて水臭いと思うかもしれません。またタメ口で話せる人が多いのはしあわせなこと、人気者だという人もいます。時と場合によるとは思いますが…。
私はその時の雰囲気、相手との関係性を踏まえていることが大切だと思っています。

お客さんにもタメ口で話してくる店員がいますが、あまりいい感じには取れずお店自体もそれなりと思えてしまいます。

やはり立場をわきまえて、きちっと対応できる言葉遣いはその人の品格、店のランクアップにもつながります。

もちろん居酒屋のような気心の知れたお店の雰囲気はアットホームでそれを求めてくる人もいます。その店主がどのようなお店にしたいのかによっても言葉使いは選べばいいと思います。

敬語とタメ口が会話のキャッチボールの中でいつが徐々に逆転していつの間にか親しい間柄になれるのが一番です。

いつの間にかというのはある程度の時間と、何か話していて楽しくなるようなお互いの緩い電流が行きかうことかもしれません。

今日もいい日にしましょう!




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