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パパがポケカを続ける理由

どうもニケです!!
はじめましての方ははじめまして!
noteを周りがよく書いているのを眺め、よし自分も書いてみよう!!と、いつも通り無計画ではじめてみます笑

でも何書きゃいいんだ?
ポケカの実績なんてたいしたもん無いぞ?
シティベスト16を2回…jcs完走1回(6勝3敗)
そん時の構築とか語っちゃう?

………。

いや誰見んだよ✋

ハイ💧前置きが長くなりましたが本題の
「パパがポケカを続ける理由」について述べていこうと思います!

ちなみに自己紹介がてら
自分は現在35歳(アラフォーーーー!!)のポケカおじさんで子供(5歳)のレオ(♂)と静岡県で2人暮らしをあいているシングルファザーです🤗
静岡にはまだ来て半年程度でそれまでは山形県にいました。

よく静岡で知り合いになった(ポケカ関連の人ばっか)から
「静岡にはお仕事の関係ですか?」
とか聞かれることが多いのでその理由と
本題である「パパがポケカを続ける理由」に繋げてまいろうと思います😎

第1章 レオ爆誕


5年前、妊娠中の嫁が定期検診を受けたあと
 嫁「検査したらよく無くて検査入院することになった」
と連絡があり嫁は検査入院をすることになりその後医師から伝えられたのが

「このままだと早産の恐れがあります」

しばらくは安定剤を投与しながら様子を診る、入院をする必要があるとのこと……
この時自分はまだ出産予定まで4カ月近くあるし
入院していれば大丈夫だろうと楽観視していました。

しかしそこから僅か1週間後……



「胎児が危険な状態なのでいますぐ帝王切開します」

うん、こん時は完全に脳みそがバグりました……
長男を義父に預け急いで病院へ
※実はレオは次男で一つ上に長男がおります

病院につきしばらく経ち
複数の看護師と医師が小さい透明な“箱”を担架?に乗せ
「お子さん無事に誕生しました!お母さんも無事です」
と伝えられ(はぁ〜良かったぁ〜)と安堵していたら看護師の方から
「担当医から後程お伝えしたいことがあるのでしばらくお待ち下さい」とのこと

自分はこの時またも楽観的に(なんだろ?退院予定の話かな?)などと考えてました……

2時間程して担当医から告げられたのは

「お子さんは極低体重児という“病気”です」

………。
この時のことを今でも鮮明に覚えています。
(は?極低体重児っていう“病気”?この子は生まれ来ただけだぞ?なんで病気なんだよ!)
医師の説明によると
出生時1190グラムであり肺などの呼吸器未熟な為、人工保育機による治療が必要で最低でも本来の出産予定(3ヶ月後)までは入院になるとのこと

呆然と聞き入れた気がします……
正直その後の記憶はあまり無い、嫁には病気と言われたことは言わず
「まだちっちゃいから保育機でしばらく入院なんだってさ」とだけ伝えた気がします

その後、ぼーっとしながら帰路につきました

第2章 命名『レオ』

子供が産まれた次の日はパパは新生児用のおむつやらなんやらかんやら買わないといけなく大忙し💦
でもそんな中でも頭の中で「極低体重児」、そして
「子供の名前をどうするか?」が延々とループしていました。

そんな時ふと思い出したのが
サッカー界、最高の選手とも呼ばれる
神『リオネル・メッシ』
の成り立ち……

・メッシ選手は幼少期から成長ホルモンバランスの病気で周りよりもかなり身体が小さかった
・小さかったメッシ選手だが兄達や友達に負けないようにサッカー技術を磨いていた
・メッシ選手の父親はアルゼンチンよりも稼げるスペインに移住しる(息子の病気の治療費の為に)
・FCバルセロナの入団テストを受けたメッシ選手は無事合格をしクラブ全面協力の下、成長ホルモンバランスの病気を克服しその後世界最高の選手へと成長する

※いろいろと脚色されている部分もあるかもですが当時の自分の認識です

決めた!この子の名前は「レオ」だ!



レオはメッシ選手のチームメイトからの愛称。
メッシ選手のように小さい身体でも負けじと好きなことに打ち込んで偉大な人間になって欲しい……
少し別な名前候補もあった嫁を説得して
1190グラムで生まれ、保育器の中で全身に管を繋げられ…小さな…小さな呼吸をしている我が子に

「レオ」と名付けました

第3章 病名「血友病A」


レオが1歳半ぐらいになったころズリバイ(ハイハイの一歩前ぐらいのやつ)をしていて肘を捻ったらしく少し肘を曲げるだけでも号泣……
病院で診てもらってもレントゲンも異常は無いし様子をみましょうと言われ
数日経っても痛がるレオに違和感を覚えた嫁に相談されて複数の病院を周ることに…
そこで地元の病院で診ていただいた時のことおじいちゃん先生から
「どのぐらい前から痛がってるの?」
 「ん〜もう2週間ぐらい経ちますかね…」
「背中とか脇腹にある小さなアザは?」
 「え?うーんいつからだろ?そこは気にしてなかったですけど結構前からあった気がします…」
「………ちょっと待っててね」

おじいちゃん先生が分厚い医療の本を老眼鏡越しに見ながらふと

「お母さんお父さん血友病って聞いたことあるかな?」
 「「え、いえ」」
「いますぐ大学病院に紹介状を書くから検査を受けてきて欲しいんだ」

そして大学病院で検査を受けわかったこと

・レオは血友病Aの重症であること
・血友病は明確な治療方法が無く難病であること
・血友病は遺伝性であり母親から受け継ぐX染色体の異常であること
・症状としては出血時の自己止血能力が極端に低い
・男児の1万人に1人の確率

つまり肘を捻った時に出血をおこし止まらず延々と軽度の炎症をおこし肘を曲げる度に痛みが発生し
身体の小さなアザも出血が止まらず消えていかなかった

その話を大学病院で聞いた時漠然と、頭の中で

(は?…難病?…血友病?…なんで?難病ってことは治らない?長くは生きられないとか?………は?)

(……ふっざんけんなよ!!!!この子が、レオが何したってんだよ!!!!)

幸いなことに命に直接関わる病気ではなく怪我や関節内出血に気をつければ生活していけるとのこと。
しかし格闘技や一部の接触するスポーツは中学生以上になってくるとオススメは出来ないと担当医から告げられました……。


そう、つまりサッカーも

第4章 ポケカとの出会い

レオが生まれて半年程経っていた頃、会社の後輩から1つの誘いを受けました
「ニケさんポケモンカードってわかります?」
 「え?あー小学校の時ちょっとやった気がするぐらいかな」
「良かったらやってみません?おもしろいですよ」
 「いやいやオレ妻子持ちよ?そんなカードゲームしてる余裕なんてないよ笑」
「気が向いたらでいいんで!」
とかいうやりとりをしていてその後…

一人暮らしをしている後輩の家でW杯予選を眺めるという謎イベントが発生し
後輩から
「このデッキ使って対戦してみません?」
と渡されたのがラプラスGXスタートデッキ……

 「ふーんちょっと見てみていい?」
 (え?弱点1つ?ラプって弱点くっそ多くないっけ?まぁ子供向けのカードゲームなんだし、いっか)
「じゃあやってみますか!」
 「そっちもこのスターターデッキってやつ?」
「いえ自分のデッキです!」
 「あーそうなん?まぁいいか、やってみるか」

そして一通り説明受けながらゲームは順調に進んで行き後輩のターンで
「ではゴルダックをブレイク進化させます!!」

ブレイク進化?は?

いや誰やねんお前!!✋

(え?もしかしてゴルダックってゲームだと弱いのにカードだと強いの!?)

その後、ゴルダックにボッコボコにされ
初めてのポケカは

なんかゴルダックが強かった

で終わりました笑笑笑

その後なんとなくフルメタルウォールを
「これが大人買いってやつやぁー」と1dox購入して無事ポケカ沼にハマり始めるのでした🤗

第5章 レオ洗脳計画

レオの病気が発覚しレオはサッカーなど接触するスポーツは出来ない
生まれたばっかの子供って無限の可能性を持っているはずなのにレオはすでにいくつかの道が、可能性が閉ざされてしまった。

親としてこの子に何が出来るんだろう…
この子にどんな道を、可能性を示すことが出来るんだろう…

そんな時ふとネットニュースでeスポーツの話題が目に入りました。

………。

そっか!!その手がある!!
現実にサッカーが出来なくてもeスポーツのサッカーがあるじゃないか!!

いや?でも待てよ?eスポーツはほとんどオンラインが前提だしオンライン環境次第で全然勝負にならない可能性だってある…
オンラインじゃなくても将来eスポーツとかに組み込まれそうなもの…

え?あるじゃん!!
ポケカがあるじゃん!!

そして父はまず子供の手本となれるようにポケカを続けようと決意しました……チャンチャン♪



はい💧長々と語っておいて最後くっそつまんないオチで申し訳ないです苦笑
でも実際の話、父親は子供を産めるわけでもないし
母乳を飲ますことも出来ない…
病気だってわかった子供に“何を”してあげれるのかをずっと自問自答していました。
今も2週間に1度、ヘムライブラという注射を射っており痛みをこらえている子供の顔から目を背けたくなる時もあります……。
そして冒頭でのよくある質問で


「なぜ山形県から静岡県に引っ越して来たのか」

静岡市にある県立こども病院が日本トップクラスに血友病に関して秀でているからです。
山形という東北の田舎でも同じように注射は可能です
しかしもし万が一、万が一何かが起きた時に助かる可能性はどっちが高い??
そのように考えた時に自分にはより助かる可能性を高められる静岡県に引っ越して来ることでした。

嫁からレオを引き取った時、嫁に対し自分に言い聞かせるように

「オレは静岡に連れて行くよ、よりしっかりとした治療を受けさせる為に…山形と静岡じゃ簡単には会えなくなるよ?それでもいい?」


そして2021年10月
静岡に引っ越して来ました……

本音を言うと長男にも会いたい、会って抱き締めたい

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