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小説教室に行くときの注意点3つ

小説を書いている人の中には「小説教室に行ってみようかな?」と考えている人もいると思います。

少しの間、小説教室に通っていましたが、上手く利用すれば早く上達できるなと思いました。

ですが、利用する上での注意点もありそうです。

そういうわけで、今回は「小説教室に行くときの注意点」です。


上手く利用するための注意点

小説教室を上手く利用するには、いくつか注意点があると感じました。

今回はその中から3つほどご紹介します。

  1. 先生の経歴を確認する

  2. 先生の指摘にはすべて従う

  3. 一刻も早く卒業する


それぞれ見ていきましょう。


1.先生の経歴を確認する

当たり前ですが、教室を選ぶときは、先生の経歴を確認しましょう。

受賞歴や出版作品、そのほかの実績がわかるといいですね。


もちろん、現役のプロ作家がやっている教室に行くのがベストです。

ごく単純に言って、プロ作家になる方法はプロ作家しか知りませんし、受賞する方法は受賞した人しか知りません。

ですから、当然ながら、受賞したいなら受賞経験者に、プロになりたいならプロに習わなければならないわけです。


ただ、中にはご自身がプロでなくても、地元の小説賞などの審査員をやっていたり、プロ作家のところで修行していた方などもいらっしゃいます。

そういう方が先生をされている教室でも、ぜんぜん問題ないと思います。


だいたいは地元の小説教室から選ぶでしょうから、いくつかあるなら、先生の経歴を見て、自分が求める知識が得られそうなところを選べばいいでしょう。

いまならオンライン講座もあるでしょうし、そういった講座から選んでもいいですね。


体験教室などがあれば、一度顔を出した方がいいです。

教室の雰囲気もわかりますし、生徒さんの実力もなんとなくわかるものです。


2.先生の指摘にはすべて従う

2つ目の注意点は、もし先生につくことに決めたなら、先生の言うことはすべて聞くことです。

先生につくことにしたにも関わらず、先生の指摘を無視するなら、師事する意味がありません。


先生とは、自分より格上の実力者です。

「この指摘はおかしい」とか「自分の文章の方がいい」とか考えるのはおこがましいことです。

あなたは先生より格下なのですから、そのような判断ができるはずがありません。

もし、先生より自分の実力が上だと考えるなら、そもそもそこに行くべきではないのです。


先生に師事するなら、どんなに変だと思っても、言うことはすべて聞きましょう。

あなたが知らないことを、先生は知っています。

だからこそ教室に通うのですね。

ですから、疑うくらいなら最初から行かない方がいいのです。



3.一刻も早く卒業する

3つ目の注意点は、できるだけ早く教室を卒業する意識でいることです。

もうちょっと言えば、小説教室を、次に進むための踏み台にするくらいの意識でちょうどいいと思います。


プロ作家を目指すなら、小説教室は、いずれは通り過ぎる場所です。

何年もそこにいてはいけません。

一刻も早く受賞して、卒業しなければならないのです。


創作仲間を作るのが目的だったり、上手くなることがゴールなら、教室にとどまるのも悪くないです。

ですが、作家を目指すなら、教室を利用するだけ利用して、とっとと抜けることを考えましょう。


あなたがかなりの実力者なら、他の生徒さんはあなたより格下になります。

すると、あなたの作品は皆に褒められるでしょう。

そういった体験は心地いいため、褒められるために教室に通うことになりがちです。


作家志望の方が小説教室に行くなら、このことを覚えておいてください。

あなたの戦場は生ぬるい小説教室ではなく、強豪ひしめく市場です。

格下相手に無双して、気持ちよくなっている場合ではありません。

もっと志を高く持ちましょう。

一刻も早く受賞して、教室を辞めるのです。

それこそが、教えてくれた先生への最高の恩返しです。


今回のまとめ

「小説教室に行くときの注意点3つ」でした。

  1. 小説教室を上手く利用すると早く上達できる

  2. 注意点1:先生の経歴を確認する

  3. 注意点2:先生の指摘にはすべて従う

  4. 注意点3:一刻も早く卒業する

小説教室に行くなら、きっちり元を取る気で行くといいです。

先生からすべてを吸収するくらいの覚悟が望ましいですね。

それではまたべあー。

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