1月16日/善の不在を感じることが不幸
"一方の立場は語る。
------「世界は存在し得る最上のものであり、
この世界での生活や行動は測りがたいほどの価値を持つ。
すべては驚嘆に値することに調和した合目的的な
共同作業を示している。
見たところ悪や不幸のようなものでも、
高次の観点からすれば善であると認められる。
なぜならそれは善を引き立たせるために反対を表しているのだから。
善を正しく評価できるのは、それが悪を克服した時である。
不幸もまた本当に現実的なものではない。
私たちは幸福のより少ない状態を不幸であると感じる。
不幸は善の不在であり、それ自身で意味を持つものなのではない」。
他方の立場は次のように主張する。
-------「人生は苦悩と不幸に満ちており、
不快がいたるところで快を圧倒し、
苦しみが喜びを圧倒している。
生きることは重荷を背負うことである。
どんな場合でも、
存在しないことの方が存在することよりも好ましい。」"
<<自由の哲学>>
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