【ジリ貧からのリボ払い】こちとら遊びで動画編集始めてないんだよという話
実は休職していた話
自分はこの冬、休職をしていた。
いきなり言われても「エッ」という感じだろうが、休職していたのである。
理由はシンプルに、あまりにも仕事のプレッシャーと量が多かったことの影響による過労で、持病が悪化してしまったからだ。
最初はどうなることかと思ったが、今は元気に仕事復帰しているので、人間存外頑丈だなという気持ちである。この休職についてのやり方や、どうだったのかみたいな詳細は、改めて書いていきたい。
傷病手当金で生きていた数ヶ月
んでだ。
休職経験がない方は、あまり知らないかと思うのだが、実は、会社員が毎月毎月払っている健康保険料。この保険が休職時には効果を発揮し、休職者は諸々の対応を行い、申請することで多くの場合は、国から「傷病手当金」という、生きるためのお金が振り込まれる。(すごく端折っているので、詳細はこちらを確認してくれ!)
そのため、仕事をしていないからといって野垂れ死ぬことはないようになっているのだ。ね。
もちろん、すんごくありがたい。
ただ、ただである。
自分は、年齢の割にはそこそこ高給取りだったこともあり、とにかく「使え使え、その分稼ぐから」という性質を持っていた。なので、パーソナルジムやら、仕事のための塾やらセミナーやら本代やらで、そこそこ毎月の出費がかさんでいた。
人間には支払いたくても支払えない時がある
傷病手当金はありがたい。といったが、これには難点があるのだ。お医者さん、会社の人事等に書類を書いてもらう項目があり、それを健保に送ってから、約10営業日くらいで自分の銀行にお金が振り込まれるのだが、まあ、それはそれは時間がかかる。
もちろん、わかっている。
誰も彼もお前のためだけに生きているんじゃないんだぞ。と。わかっている、それでもだ。
私は毎月27日にクレジットカードの引き落としがある。それには全く間に合わない。大体、毎月の収入がゼロなのに、なぜか(いや、自分が使ったんだけど)明細には支払い50万円なんて出ている。いや、なんでだよ。
残高と照らし合わせても全然足りない。いや、だからなんでだよ。
キャッシングという魔物
あとから分割の期限も過ぎていたので、色々悩んだ結果、キャッシングでいったん支払いの一部を賄うことにした。親に借りるなどの手も考えたが、自分でなんとかしなきゃと考えた末、とりあえずキャッシングにしてしまった。これが良くなかった。
リボ払いという長引く地獄
もちろん、自分もお金は好きなので、リボ払いという存在や、リボ払いの恐ろしさを知っていた。「誰がやるんだろう、こんな利率の高い支払い方法」と思っていた。
キャッシング×リボ払いのコンボは鬼
キャッシングは、試してみた方はわかると思うが、とにかく一瞬で現金が銀行に振り込まれる。一方で利率を考えると、まあ賢い人は手を出さない代物である。
そして、キャッシングには罠があり(そのカード会社によるかも)、その借りたお金は分割で支払うことができない。一括か、リボ払いでしか支払うことができないのだ。
もちろん、3万円借りて、次月に返すくらいなら一括払いで特に問題ないだろう。
ただし、それが10万円、20万円となれば話は別である。そもそも、お金がないからキャッシングしてる(であろう)人が、一括で大金を返せるわけもない。つまり、キャッシング→リボ払いという悪魔のコースに、踏み入れることになったわけである。
「動画勉強めっちゃ気合入ってるね!」ではない、こちとら本気なのだ
ありがたくも、仕事復帰して、今では毎月またお給料も入ってくるようになった。この、お給料が毎月入ってくるだけで、めちゃめちゃありがたかったし、嬉しかった。初任給以来の感動である。
休職して、お金に困ったおかげで、お金への意識を改め、NISAと投資はもちろんだが、定期預金の額を増やすことにした。今までは、働けばなんとかなると思っていたけど、働けなくなることを見越して、お金を使うようにした。そういう意味で、ジリ貧生活を送ったのは良かったと思っている。
とはいえである。負の遺産である、リボ払い残高はまだ残っている。
夏のボーナスで、全額払う予定だが、夏までずーっっと負の遺産を引きずっているのは辛い。
もともとは、「スキルアップになれば」と軽い気持ちで入った動画編集スクールだったが、今やそんな悠長なことは言ってられない。
スクールの友人に「すごいね、めっちゃ動画編集の勉強に気合入ってるな」と言われたが、そりゃそうだ。こちとら、リボ払いという名の借金が自分の両肩に重くのしかかっているのだ。清水の舞台から飛び降りて急降下し地面に落ちるか落ちないか寸前のレベルで、覚悟をして課題に取り組んでいるのだ。そこまで追い込んだのは自分のせいだが。
今後だが、学校で1番になる勢いで動画編集のスキルを習得し、本業はもちろんだけど、動画編集スキルを活かして、動画編集者として副業でも稼いでいきたい。
そしてこれを読んでくれたみなさまへ。リボ払いもキャッシングも、できれば使わないほうが良い。わかってるとは思うけど、一応先駆者として書いておく。
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