2023買ってよかったコミックス

noteの企画のお題で、ちょっと今年を振り返ってみます。

取り上げるお題は #買ってよかったもの です。「もの」だと幅広いので、「漫画(コミックス)」に絞ります。

赤羽骨子のボディガード

▼第1話試し読み

連載は2022年からですが、コミックス第1巻発売が今年の1月なので。
たまたま読んだマガジンが、ちょうど連載が始まったあたりで最初の数話をまとめて読めたので「これは面白い(確信)」と思って購入することを決めました。偶然の出会い。
今年1年でコミックスが6冊出たのですが、週刊連載ってこんなに出るもんだっけ!? 最新7巻は来年2月発売です。

ジャンルは、学園/コメディ/恋愛/バトル・アクション/サスペンスです。「詰め込みすぎじゃね?」って思いますよね。私も思いました。でもちゃんと全部機能してます。
物語の基本が「学園が舞台のラブコメ&バトル・アクション」で、読者を引きつける謎や問題を出して、解決して、また謎や問題が出てきて……という具合にドンドコ進みます。展開がまじで早い。週刊でこのペース、まじ?

作画がアナログなのが個人的に好感度ギュンギュンで応援したくなります。いや、してる。

すだちの魔王城

▼第1話試し読み

こちらは2021年から連載開始、コミックス第1巻発売は2022年なのですが、今年の夏頃にXに投稿された試し読み第1話を読んで「これは面白い(確信)」と思い、本屋を巡りまくって既刊全部を新品・初版・帯付きで揃えました。これがオタクのこだわりだ。

とにかく絵がうまい。ハイファンタジーは説得力が必要になるから小物や背景にも気を抜けないものですが、しっかり描き込まれていて世界観バッチリ。人物も背景に負けない描き込みがあるものの、ギャグ時のデフォルメがかなり簡略化されてメリハリがあるので圧迫感もなし。絵がうまい。

メインキャラクターそれぞれがめちゃくちゃ重い過去を背負っていて、それでも頑張っている点がアツイぜ。(過去作を調べたら結構容赦ない作風っぽいから、落とされる時はとことん落とされると思う……だから立ち上がった時の輝きがめちゃくちゃ強いんだけど……)

天狗の台所

▼第1話試し読み

こちらも連載・コミックス第1巻発売は今年じゃないのですが、今年の夏にコミックスを揃えました。
現代スローライフを摂取したかったのと、気になるクリエイターが好きな漫画家として挙げていたので存在は知っていたので、それらが合致してようやく「読んでみよう」と思った次第です。

▼買う前に試し読みの他、対談記事も読みました。


先の2作品がスピード線・集中線・ベタフラッシュなど勢いを表す効果がもりもり出てくるのに対し、こちらはほとんどないです。あんまり感情を揺さぶられたくない、まったりしたい時によし。基本1話完結だから、隙間時間でも読みやすいかと思います。
描線がものすごくシンプルで、描き込みは多いのにすっきりしていて、つまり的確に正しい線を選び取って引けるんだろうな……描画の基礎力が高え……。

作中に料理シーンが出てくるので食材や作り方は描かれるのですが、分量がわかるレシピはないので注意。(検索すると料理を再現してる人はいます)

▼作者インタビューがあります。

▼実写ドラマ化されました。

▼noteにも記事があります。


はい、見事に全部講談社ですね。
講談社のコミックスは、昔な○よしのをジャケ買い・タイトル買いを少しした程度で、少年・青年コミックスは買ったことがありませんでした。
デビュー、しちゃったな……。

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