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日本遺産検定 合格者に聞いた「知識ゼロからこうやって覚えた! 勉強のコツ3選」

執筆:日本遺産マガジン編集部

ゴールデンウィークも折り返し。各地におでかけの方も多いと思いますが、この機会に、日本遺産に触れてみるのはいかがでしょうか。

さて、第3回 日本遺産検定まで3週間を切りました。すでに勉強中の方も多いかと思いますが、日本遺産検定の合格者にお話を伺った際、「受験直前1週間で集中して勉強した」という方もいらっしゃったので、これからの方もまだ間に合いそうですね。

そこで今回は、検定直前ということで、日本遺産検定に合格した方々(日本遺産ソムリエ)が、「知識ゼロからどのように勉強して合格したのか?」 伺ったお話の中から一部、ご紹介したいと思います。勉強中のみなさま、そしてこれから勉強するみなさまのヒントになれば嬉しいです!


勉強のコツ1:馴染みのある地域から覚える

日本遺産は全部で104件あります。1番目から? それとも? どのような順番で覚えていくのか? 悩む方は多いようです。お話を伺う中で多かったのが、出身地、お住まいの地域、行ったことがある地域、好きな地域など、馴染みのある地域から覚えていくというスタイルでした。まずは少しでも知っている地域からストーリーを眺めてみると、「あの場所はこんな歴史があったんだ」など、記憶と結びつき、記憶に残るとのこと。また、地元や身近な地域だと、「覚えて人に話したい!」など意欲がわくようです。

勉強のコツ2:興味があるテーマ・キーワードから覚える


日本遺産には、祭り、神社仏閣、伝統芸能など様々な要素が含まれています。それらを一気に全部覚えるのは大変ですが、「気になるキーワードから覚えていくことで楽しく勉強できた」という声もありました。たとえば、祭りの日本遺産といえば、「灯り舞う半島能登 熱狂のキリコ祭り」丹波篠山デカンショ節」などがあります。実際、合格者の方で祭りや伝統芸能に興味があり、日本遺産に興味を持ったという方がいましたが、まずは「祭り」「伝統芸能」に関わる部分から覚えていき、次に近しいテーマの「伝統工芸」を覚えるなど、徐々にスライドしていきながら覚えていったということでした。

勉強のコツ3:どこでもいいから現地に行ってみる


最後は、現地に行ってみるということ。やはり現地に行くことで、「興味が増す」「イメージがわく」ということでした。日本遺産は全国にあります。国内の方であれば少なくとも近くに1件はあるはず。ぜひ一度足を運んでみると良いでしょう。「現地で何を楽しめばいいの?」という方もいると思います。たとえば神社仏閣などはわかりやすい構成文化財ですね。また、資料館なども良いでしょう。直接、検定の問題と関係なくても、現地でストーリーに触れることで、覚えやすくなりますし、地元の方にお話を聞いてみるとより記憶に残るかもしれませんね。

ラストスパートでおすすめなのは「問題を出してもらうこと」


いかがでしたか。まだまだいろんな勉強方法があると思いますが、合格者の一部の声をご紹介しましたので、参考にしていただけたら。

また、100件ほどの資格を取得した「資格マスター」の方が日本遺産検定を受験されたのですが、覚えるコツを伺った際、そのひとつとして「誰かに問題を考えて出してもらうことが効果的」というお話をしてくださいました。

覚えたつもりになっていたことが、問われることで初めて「案外覚えていない、うろ覚えだった」ということに気づくそうです。ご家族やご友人、身近な方にぜひ問題を考えて出してもらうといいかもしれません。

また、日本遺産マガジンでは、過去問を紹介しています。よければ活用ください。引き続き楽しく日本遺産を学んでいただき、日本遺産検定にトライいただけたら嬉しいです。

▼ 過去問をチェックする

次回3級検定は5/17(金)、18(土)、19(日)に実施

次回3級検定は2024年 5/17(金)、18(土)、19(日)に実施されます。
なお、2級検定は夏に、1級検定はこの冬に実施される予定です。

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運営:日本遺産普及協会

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