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「Fair/公平」「integrity/誠実」「trust/信頼」の頭文字に企業の人事にとって最適なパートナーでありたいという思いから「FitPartners」という社名で人事領域のコンサルティングや事務領域のオンラインアシスタントサービスを行っています。

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産休・育休の取りやすさが企業競争力に直結する理由

産休育休の取得促進は組織全体を強化する 産休育休制度が整備されてかなり取りやすくなっていますが本質的な対策ができていない会社はまだまだたくさんあります。 今回は取得の推進を企業の競争力向上につなげる本質的な取り組みを紹介します。 そもそもなぜ産休・育休が取りにくいのかまだまだ取りにくい・戻りにくいという会社があると思います。 よくある課題を整理します。 1. 経営層の意識不足 経営層が産休・育休の重要性を認識していない場合、推進が難しくなります。特に短期的な利益や業績

    • 仕組化を促進するために理解すること

      形だけの仕組化がビジネスアジリティを低下させているビジネスの現場では、「仕組化」の重要性がますます増しています。 特に、企業の成長と効率化を目指す経営層や人事の意思決定者にとって、仕組化は避けて通れない課題です。 しかし、仕組化をするうえでポイントを理解せずに仕組化してしまうことは企業としてビジネスアジリティを低下させ、将来的な競争力を失う要因になります。 失敗してしまう理由と仕組化する際のポイントを押さえて促進する手立てを打ちましょう。 仕組が機能しない要因現場の抵

      • 企業が可変性を失う理由-停滞の第二創業期-

        会社が変わらない理由は往々にして役員~管理職にある。こんにちわ。私はこれまで様々な企業に出入りして組織を客観的に眺めてきました。 今回はよく言われる第二創業期がうまくいかない組織に見られる可変性を失ってしまうという問題を解説していきたいと思います。 共通のマネジメントスタイルが原因? この問題の背後には、共通のマネジメントスタイルが原因であるケースが多々あります。 例えば、「それは社員に考えさせる」とか「ケイパビリティが低い」という言葉が頻繁に聞かれます。 第二創業

        • 社長盲信型の会社組織が崩壊する理由

          トップダウンかボトムアップかではない社長盲信型組織社長盲信型組織とは社長の判断・決断・見解をすべて真に受けて依存してしまう組織を指します。 現代のビジネス環境では、リーダーシップのあり方が組織の成功に大きく影響しますが社長盲信型の会社組織は、しばしばその成功を危うくする要因となります。 なぜ盲信型組織が生まれてしまうのか盲信型組織が生まれる理由には、いくつかの要因が考えられます。トップダウン型組織のみならずボトルアップ型の組織であっても発生する可能性があり、以下に主な理由

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        産休・育休の取りやすさが企業競争力に直結する理由

          サービス残業が競争力に及ぼす悪影響

          様々な企業が働き方改革に取り組む中でサービス残業が文化になってしまっている会社は多くあります。 そういった会社の多くは競争力が下がっている現実に気づくことができず業績を上げようとしてさらにサービス残業が増えるという悪循環を繰り返しています。 サービス残業が企業の競争力に及ぼす悪影響について、いくつかの重要なポイントを紹介します。 生産性の低下 サービス残業が恒常化すると、従業員の疲労が蓄積し、生産性が低下します。疲れた状態での仕事はミスが増え、結果として品質が低下します。

          サービス残業が競争力に及ぼす悪影響

          意思決定プロセスのコントロール

          過当競争で生き残るための手段 ビジネスの現場では、特に過当競争が激しい業界において、物を売るためには単なる製品やサービスの提供以上に、商談相手の意思決定プロセスをコントロールするスキルが求められます。このコントロールが成功を左右する鍵となることが多いのです。 1. 相手のニーズを深く理解する 商談相手のニーズを深く理解することが重要です。相手が何を求めているのか、どのような問題を解決したいのかを把握することで、最適な提案が可能となります。 どこまでの解像度でどのような

          意思決定プロセスのコントロール

          ChatGPT-4oを使ってみた感想!(えぐすぎ)

          世の中の常識が間違いなく変わるという確信AI技術の進化は日々加速しており、その中でも特に注目されているのがOpenAIのChatGPT-4oです。今回は、この最新のAIツールを実際に使ってみた感想をシェアしたいと思います。 プロンプトの作成能力と目標設定能力が最重要スキルになる ChatGPT-4oを効果的に活用するためには、適切なプロンプトを作成する能力と、明確な目標設定が欠かせません。プロンプトとは、AIに対する指示や質問のことで、これが適切であればあるほど、AIから

          ChatGPT-4oを使ってみた感想!(えぐすぎ)

          コア業務に集中するための取り組み

          リソースをコア業務に集中させられるかが競争力のカギを握る 現代のビジネス環境では、競争が激化し、企業は効率と生産性を最大化することが求められています。特に中小企業にとって、限られたリソースで最大の成果を上げることが重要です。そのためには、社員がコア業務に集中できる環境を整えることが不可欠です。この記事では、コア業務に集中するための取り組みと、その中でオンラインアシスタントサービスが果たす役割について考察します。 1. 時間管理の改善 まず、社員がどのように時間を使ってい

          コア業務に集中するための取り組み

          今だからこそ業務設計を再設計する必要がある

          業務設計があいまいな会社が淘汰される未来現代のビジネス環境は、かつてない速度で変化しています。テクノロジーの進化、グローバル化の進行、消費者ニーズの多様化など、多くの要因が絡み合い、企業には常に適応し続ける柔軟性が求められています。このような状況の中で、業務設計があいまいな会社は、競争の激化する市場で生き残ることが難しくなると予測されます。以下、その理由を詳しく解説します。 1. 効率の低下 明確な業務設計がない場合、従業員は自分の役割や責任範囲が不明確になりがちです。

          今だからこそ業務設計を再設計する必要がある

          早期離職は学生ではなく企業に問題がある

          離職率には組織戦略に明確な勝ち負けが表れている新卒者の早期離職が社会問題としてしばしば取り上げられますが、実際のところ、新卒の3年以内の離職率は上がっているわけではなく、むしろ減少傾向にあります。この事実は、早期離職が個々の学生や若手社員の問題ではなく、企業側に深い問題があることを示唆しています。特に、組織戦略の勝ち負けが明確になる現代において、企業の対応が早期離職の鍵を握っています。 早期離職の要因離職要因は様々ありますが大きく関連している要因を次の通りご紹介します。

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          経験則一辺倒で仕事をすることの危険性

          経験則だけではなく創造力を併せ持つ必要性私たちは、しばしば「経験は最良の教師である」という言葉を耳にします。確かに、経験から得られる知識や洞察は非常に価値があります。しかし、現代社会が直面しているVUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity:変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の特徴を考慮すると、経験則だけに依存することは大きなリスクを伴います。 VUCAの時代の課題 VUCAの時代は、予測が困難で、変化が激しく

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          ボトムアップ型組織の作り方と経営者の役割

          ボトムアップを”待つ”という圧倒的悪手ボトムアップ型組織は、従業員の意見やアイデアが組織運営に反映されることで、革新的で持続可能な成長を達成する可能性が高まります。しかし、この組織形態を成功させるためには、経営者の積極的な役割参加が不可欠です。ただ「ボトムアップを待つ」という受動的な姿勢ではなく、能動的に環境を整え、従業員が自由に意見を述べられる文化を築くことが求められます。

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          ボトムアップ型組織の作り方と経営者の役割

          革新を起こしたい経営者が覚悟すべきこと

          革新を求める経営者へ:嫌われる覚悟が必要な理由革新的な変化を推進する経営者にとって、常に全員からの支持を得ることはほぼ不可能です。実際、革新的なアプローチを取ることはしばしば抵抗や批判を引き起こし、それに直面するためには「嫌われる覚悟」が必要です。この記事では、なぜ革新的な経営者がこの覚悟を持つべきなのかを探ります。 1. 革新は快適ゾーンを超えることを要求する 革新は、既存の枠を超え、未知の領域へと進むことを意味します。多くの場合、これには既存のプロセスや思考パターン

          革新を起こしたい経営者が覚悟すべきこと

          メンバーマネジメントを脳科学の観点から考える

          なぜ同じ指示でもアウトプットが異なるのか?脳科学から解明する個人差の理由チームで働く際、リーダーは同じ指示を出しても、メンバーによって異なる結果が返ってくることにしばしば直面します。これはなぜでしょうか?この現象を脳科学の観点から解析し、AさんとBさんが異なるアウトプットを出す理由を探ります。 1. 脳の情報処理能力の違い 脳の構造と機能は人それぞれ異なります。特に、前頭葉は計画立案、意思決定、問題解決といった高次の認知機能を司っており、この部分の発達や活性化の度合いが個

          メンバーマネジメントを脳科学の観点から考える

          絶対にやってはいけないマネジメント

          マネジメントは組織やチームを効果的に運営し、目標達成を目指すための重要な役割です。しかし、感情論に基づいたマネジメントが行われると、多くの弊害が生じる可能性があります。感情論でのマネジメントがもたらす具体的な弊害と、その解決策について考察します。 1. 不公平感の増大感情に基づくマネジメントでは、しばしば公平性が損なわれます。例えば、マネージャーが特定のメンバーに対して好意を持っている場合、そのメンバーに対して無意識のうちに優遇措置を取ることがあります。これにより、他のチー

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          中小企業が賃上げに今すぐ取り組むべき理由と賃上げ施策

          昨今、賃上げというワードがニュースを騒がせており、様々な企業が対応を迫られております。 物価高の影響、労働人口減少なども踏まえると賃上げは企業存続において非常に重要な要素であり、頭の痛い問題でもあります。 今すぐに賃上げを行うべき理由と3つの施策についてご紹介してまいります。 今、賃上げすべき理由採用難易度の高騰で人手不足倒産が身近になる未来 2010年代ごろから採用のノウハウが急激に拡大し、企業の採用力に差がつき始め中小企業・零細企業では慢性的な人手不足であることが

          中小企業が賃上げに今すぐ取り組むべき理由と賃上げ施策