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ヘイト官僚

   私もツイートしたが、週末にツイッターを騒がせたこの事件。結局、当の所長は今日、更迭されたらしい。

   個人的な発言とはいえ、あまりに酷い韓国ヘイト丸出しのツイートで、香山リカなどへのデマや個人攻撃も行っていた以上、更迭されるのも当然というしかないが、韓国の空港で問題を起こした厚労省の課長といい、こんな「官僚」がいること自体に衝撃を受ける。

    勿論、「官僚」といっても私たち一般の人間と本質的には何も変わらない訳で、TVや新聞、マスコミが反中嫌韓の報道を繰り返す中では、それに感化されて、ヘイトに染まった人間が出て来るのも致し方ない気もする。         
だが、“差別やヘイトが悪である”ということは、子供ではないのだから誰でも知っている。当然、それを表には出さない「良識」や、出してはいけないという「倫理観」が働く筈なのだ。

   そもそも差別やヘイトに繋がる嫌悪感や怒りといったモノは個人の内面的な「感情」、それも恥ずべき負の感情。それをどんな場合であれ、匿名のツイートだろうが、酔っぱらった時だろうが出さないようにするのが「理性」であり、大人になることの筈…

   そう、私が衝撃を受けたのは、彼ら“ヘイト官僚”があまりにも子供じみていることなのかも知れない。

    これはそれこそ国会で、野党の質問に“私を嘘つきよばわりするのか!” “私は不愉快です!”などと、すぐに自らの「感情」をむき出しにして激昂する今の総理大臣にも言えること。総理大臣ともあろうものが、国会という公的な場でさえ、「良識」や「見識」を見せようともせず、自らの「感情」をむき出しにして恥じないのだから、その下にいる官僚が同じような有り様なのも当然と言えば当然なのだが、一体いつからこの国はこんな子供じみた国になったのだろうか。それとも終戦直後に、あのマッカーサーが言ったように、日本はずっと昔から“12歳の少年”のままなのだろうか。

  最後にもう一つ、マッカーサーの言葉だけではなく、こちらも…

国民を戦争に導くのは簡単だ。
国民には「我々は攻撃されつつある」と恐怖を煽る。
平和主義者には「愛国心に欠けている」と罵倒・非難する。
他に何もする必要はない。
この方法はどんな国でも有効だ
byヘルマン・ゲーリング

 …このゲーリングの有名な言葉にあるように、「中韓ヘイト」には、それこそ外敵の脅威を煽ることで政府が国民を統治するというプロパガンダの意味もある訳で、それに「官僚」自身が毒されているようでは、この国の未来は真っ暗というしかないのかもだが。

twitterやYouTube「日本国黄帝チャネル」では言えなかったこと、言い足りなかったこと、ニュースや様々な事柄をTVや新聞は決して伝えない視点で発信していきますので、あなたの考えるヒントになれば幸いです。