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英語が分からん私の「LGBTQ明細書?」



英語が分からん私の「LGBTQ明細書?」





Scotland’s gender recognition billっていう見出しのニュースを読んだとき、

「スコットランドはなにか…こう、UK全土で有効な独自の支払い…?貨幣制度?が、あるのかしら?」と勘違いしました。


bill:明細の意


加えてイギリスは2020年にEU離脱し、それ以前にもポンドを使っていましたが、EUつまり欧州の政治経済同盟は、同盟国間での通貨が一緒・その国の紙幣には、その国の偉人がプリントされているのが常であるところ、ユーロは「顔を持たない」と言われています。


イギリス、グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国

 スコットランドはイングランド、ウェールズ、北アイルランドという他三つと比べると、独立意識の強い国、というイメージです。


ですから私、貨幣制度でも

スコットランド独自の何かを使っていて、それをイギリスが拒否したのかと思いました。


語彙のある方は、そもそもそんな勘違いをしないと思います。


billには明細の他「法案」と言う意味があり、そのニュースには


「LGBTq権利法案が否決された」と書いてあったのです。


 

邦訳のニュースはめちゃくちゃというわけではないのですが、邦訳で国際政治のニュースを読むと、知識はめちゃくちゃ偏ると思います。


なぜなら、邦訳されるのは「日本人が興味のありそうなカテゴリ」であって、世界で話題になっていることとは別だからです。


なので、BBC, CNNで国際政治関連のニュースの見出しをさらったり、その中で私が興味あるものを読んだりするのですが、


タイトルにある程度の英語力なので、妙な勘違いをしていることが、特にあります。


余談ですが、政治経済関連のニュースは、英語で読むのに、実は「エンターテインメント関連ほど難しくない」・・・と、私は思っています。



というかむしろ、たとえばアメリカの芸能ニュースを読んでも私には、なんのこっちゃさっぱり分かりません。


なぜなら、そもそも知らないアーティストの話題だからです。


そもそもアメリカやヨーロッパなら、韓国と違い日本に市場を移さなくても採算が成り立つところも多くあるため、結果どれだけ国内で有名でも「知らないアーティストが大半」ということになるのでしょう。


試しに一二曲聞いたり、一話見たり、それなりに面白い!とも思うのですが、語学学習のためにエンタメ関連のニュースを読むのは、効率が悪すぎるので全くオススメできないです。



政治経済のほうが

「世界の事を知るついでに英語を勉強」できるんですね・・・。



けれど、You Tubeのゲーム実況や海外アニメの切り抜きなど、リスニングには有用と思います。(大体が文法崩壊していて、これもまたNHKラジオ講習と比べると、すこぶるわかりにくいし、日本語のほうが面白いと思っちゃうのですが)



私の脳は、もうおばちゃんなので、英語を母国語に変換することなく理解することは不可能です。


故に、雰囲気や絵面がよほど面白くないと、海外のエンターテインメントコンテンツでは笑えません。



ゆえに、たとえ笑えるエンターテインメントコンテンツを見ても、エンターテインメントとか息抜きというより、ただの勉強になってしまいます。


どうせ勉強するなら、勉強モードで勉強したいですよね(日本語も退化しているようだ)


 

 特に海外のことなんか興味ないよ、という人も、別に知っていて損はない程度(そして、最近私が静か〜に知った)語句を、以下に並べておきます。




・MP

 イギリスの国会議員の略語としてよく使われる。Member of Parliament


・Pros and Cons

 賛成or反対


接頭詞のproは、「前」を表し肯定的な意味が多いのに対して


Proactive

Promotion

Protect


Conは否定的な意味の言葉が多いことから


Conflict

Contradict

Contrast


・pro-life, pro-choice

   人工中絶の賛否

 

・in the tank

これが謎です。

ニュージーランド、アーダーン首相が辞任表明したとき


 "not enough in the tank"


  これは、支持を十分に得ることができなかった、と言っているのか、疲れた、と言っているのか、はたまた真逆の意味なのか?よくわかりませんでした・・・


 けれど、彼女はまだ40そこそこで若く、NZだけでなく、世界中の女性が憧れるところがあると思います。


  

 It's one thing to lead your country through peace time, it's another to

lead them through crisis


「平和な時代に国を導くのと、困難な時に国を導くのとは、意味が違う」



Covid-19のパンデミック

北部ホワイト島の火山噴火、

クライスト・チャーチ モスク銃撃事件

在任中の困難があるからこそ、ことばに重みを感じます。



・pension

 別荘、ではなく、「年金」です。

フランスの定年延長で、満額年金を受け取るまでに働かなくてはいけない期間が長くなったため、デモが起こりました。

 そのニュースで、覚えました。





 世界的な流れとして



 世代間の分断



 と言ってももちろん正しいと思うのですが


 宗教的な生活様式や政治的主張、少子化、環境と、すべての問題において





 二律背反の主張が、お互いを引っ張り合っているように感じます。


 

 多様性が言われる頻度はますます増しているのに、保守派が影響力を増し、多様性を認め守る法律は世界のそこかしこで否決されているんですよね。



 それだけ不透明な世の中に、みんなが大なり小なり不安を抱えているんだと思います。


 そういう時代だからこそ、

 優しくあろうとすることは大事だと思います。



 

 英語の勉強の話でしたが。

 気軽に、へーと思えることがあれば幸いです。










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