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関西への風評被害ー1


関西への風評被害ー1





何気なく読みはじめたとき、ブロガーさんが同い年で、住んでいる地域も近いことが分かったため、ジャンル的にはめちゃくちゃ興味があるわけではないんですが、つかず離れず読んでいる婚活ブログがあります。



婚活でいろいろ苦労している方のようです。


今風のことばでいえば、いわゆる

「子供部屋おばさん」

このことばには賛否ありますが、私に好悪の気持ちは無いので、ご了承ください。


そのブロガーさんは、ようやく生涯を共にしたい男性と出逢い、恋人になり、同棲の準備を進めているそうです。


先日の極めてハッピーなブログ内容は、こんな感じでした。



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二人で居酒屋に食事に行き、その中の一品が六個入りだったけれど、ブロガーさんは言わずもがな、一人三個ずつだと思っていた。

けれど、彼氏が4個目に手をつけ始め、驚いた。


いつもなら、心の中で不平不満を感じても、心の中にとどめるが、彼相手には、自分のセコさを感じつつも、「私はまだ二つしか食べてない」と文句を言った。


彼は

「あ、ごめん」

と言うので、食べて良いけどね、と言い添えると

「お金は自分が多めにだすから。奢りじゃなくて、多めにね」

「ケチ」

会計時の会話で

「いくらまでなら奢ってくれるの?」

「5000円かな」

結局8000円近くかかり、ブロガーさんの方と4対6の割り勘で合意。


カフェ代は自分が出すことも多いけれど、彼氏に支払いのことで不満に思うことも少なくなり、思ったことが言える良い関係ということでした。

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文字色や改行多用のブログらしいブログで、私が勝手に編集をしてしまうとかなり冷たい感じですが、歯に衣を着せぬ率直な感想としては、付き合って一年以内の甘酸っぱい感じが溢れていて、良いと思ったんです。


しかし、コメント欄が微妙に荒れているのをみて、驚きました。


といっても、公表されている年齢より幼い感じのするブログなので、(幼いというより素直なだけだと思いますが、ブログって人気が出ると、日本人代表・婚活者代表・シングル代表みたいな、公表した肩書きの代表であることを求められるという、リターンに見合わないほど格調高さがないと、なぜか荒れる傾向があるので)、いつも若干荒れているのですが、


「ケチって言われるのは、気心知れた仲で冗談めかしていても気になります。関西人なら許されるのかも知れないけど」


という苦言コメントがあったこと。



いや、関西人でも「ケチ」って言われたら嫌だわ…と心の中でツッコミ。


関西人ヘイトっていうか、どんな差別感情でも、こんな感じで、些細で個人的な体験を、SNSでどんどんバイアスかけていって助長していくんじゃないかな…と思いました。


このブロガーさんは、言うまでもなく関西人を代表して交際しているわけじゃなく、身の回りに起きたごく個人的な出来事を書いているだけのはずなのに。


男女のお付き合いって、他者には理解できないところが必ずあるじゃないですか。


私は、今の旦那さんに人並み程度の不満はあって、それをnoteに書きもするけど、たとえ読んでいただき、コメントをいただけるにせよ、自分が思っている以上の「それはあり得ない」みたいなことを書かれたら嫌って気持ちになるときがあります。


それは、私の書き方が悪いというのも多分にあるから強くは言わないし、嫌悪感を持ち越さないようコントロールできるけど、記事を読んだからその人が分かるか?というと、その感覚は、どこまでいっても、ただの思い込みだと思っています。


反対に、コメントをいただき、それを読んだからといって、その人の事が全て分かるわけじゃないし。


あくまで、noteでの性格とか、noteでの交流関係とか、noteならnote限定で判断基準は、各々あるだろうけど。


私が読んでいたブログにコメントを書き込んだ人は、その人と彼氏さんの理解できないところを「理解してあげよう」と、関西人なら…という判断基準を持ってきたのだろうけど、親しい人にケチと言われたらどう感じるか?なんて、その時誰にどんな感じで言われるか?気にならなかったら、わざわざ書き起こしもしないだろうし、関西人だからどうこうとは、言えないですよね。









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