「仕事辞めた」愚痴を兼ねる労働の話ー1
「仕事辞めた」愚痴を兼ねる労働の話ー1
自治会のおばさんが、パートを辞めていました。
正直「やっぱりな」と思いました。
その理由というのが、ああ・それだけ?って感じです。それもそのはず、たった二週間だから、そんな大したイジメなどあるわけない。
・出勤、退勤 ぴったりの時間を求められる(※事業主は一分単位で残業代を支払わなくてはいけないため、管理職がそれを求めるのは、ひとつの正常な形です。サービス残業させるブラック企業非雇用者の意見)
・私語一切禁止(当たり前では…?)
・デスクに付箋を二度も貼られた。
↓
人間味の無い冷たい女上司にイジめられた。合わないので、辞めさせていただきますと言って、帰ってきてやった。
私の枠は皆辞めているらしいから、オカシイのは会社であって、自分じゃない。
これは、彼女には専業主婦としてのキャリアがあるから良いけど、もし自分の子供が学校を卒業してからの就職先で、こんな感じの我の張り方をしていたら、頭が痛くなるでしょうね。
別に好きにしたら良いけど、家は出てねって。
悪いのは自分じゃなくて会社の方だから、同情して庇うのが親の愛、とかも、そんな風に思われていたら
そのふざけた幻想を叩き壊しにかかるでしょうね。
知らん。
大人になっても親の愛を「確認」できなきゃ生きていけないなら、○んでしまえって(鬼畜)
冷たいかも知れないけど、親は子供より早く死ぬし、たとえばうつ病や統合失調症、膠原病などの難病になっても、永遠に支えてあげることは出来ないんだから、せめて最長「大学卒業」までのサポートならともかく、「就職」してからは、知らんわ。
「会社運、上司運が無い」と言っているけど、私は思います。
彼女は、二週間で辞めて「会社が悪い」と言うでしょう?で、採用に至るまで何社も面接で落とされて「見る目がない」と言うでしょう?
雇う側が、あなたに魅力を感じていない、というところに、正当性を感じないのだろうか。
もちろん、自分を卑下しちゃ次に進めないから、この考えに支配されて「自分は役に立たない人間だ」と落ち込むことは、良いことじゃない。
私は、自治会のおばさんに冷静な物の見方、自治会のおばさん自身ではなくて、彼女に迎合してくれるマンションやXの住人じゃなく、
どうしてそうなったのか?ってことを考えないと、
「セカンドキャリア」は築けないと思う。たとえパートであってもね。
もう少し、別の方向から考えてみよう。
若い子の方が、自治会のおばさんほど面の皮は厚くないだろうけど、その分素直で仕事の覚えは早い(順応性が高い)だろう。
こう考えるのは、雇い主としては当然と言ってしまっても良いほどだし、じゃあなぜ、その会社が自治会のおばさんみたいな人を雇ったのか、アドバンテージを考えてみよう。
・若い子のパートタイムでの応募が無かった。
・仕事をこなせそうに見えた。
もちろん、性格なんてそんな不確かなものは考慮していない。いくら人事部門でも、見て分かるわけがないからね。
何が言いたいかっていうと、そりゃあ
「入社時そんなに期待はされてないでしょう」
何を求められているかというのを強いて言えば、辞めないこと、よね。
というのは、人を雇って教育するのは手間隙かかる。お金もかかる。
それもあって、企業側が労働革命といって、AI導入しようとするわけです。
若い子よりも習得が遅いのは自然の摂理だから、その分胆力とか人当たりとかは見込まれてたんじゃないかな?
まあ、入社して二週間で「辞めます」って言っちゃったんなら、あとで覆してもヤバい人警報は避けられない…とは思うけど。
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