黄金虫は

金持ちだ〜♪

って歌無かったです?
このフレーズの歌詞しか知らないんだけども。
確か、赤ピクミンは火に強い〜紫ピクミン毒がある〜♪ってピクミンのあの歌の元だったと思うんだけど。

で、なんで急に黄金虫の話をしてるかって言うと、今日帰りに職場で見たんですよね。
……あれ?違うかもしれない。
あれは……あれは……もしかして玉虫……。
緑だったから玉虫かも知れない。
よく考えたら黄金虫のこと知らない。
よく知らないけどよく思い出すと、確か金色だという情報だけは知っている気がする。

黄金虫だ!ハッピー!
って思って帰ってきたのに違った。ハッピーをお裾分けしようと思ってそもそもこの記事を書き始めたのに違った。

この記事の目的を半ば見失った訳ですが、せっかくここまで書いたから、だらっとゆるっと続かせます。

それでその玉虫、すんごい小さかったんですよ。
5mmくらい?1cmはなかったように思います。
あれでデカかったら、黄金虫と勘違いしてたとて、ラッキー!なんて陽気に帰ってきたりしなかったでしょうね。
なんかデカい虫見たヤダー!ってなってた事でしょう。良かったサイズが小さくて。

玉虫の話題を出したので、玉虫と言えばコレ!って話をするのですが、玉虫厨子をご存知ですか?
歴史系学科卒業とか、歴史系好きな人とかには馴染みがある玉虫厨子。
中学くらいで最初に出会うと思われますね、玉虫厨子。
資料集や教科書で見る写真って綺麗だけど、東京国立博物館だったかな?その辺で見た生の玉虫厨子、ヤバい。
綺麗は綺麗だけど、虫の羽である事が生で見ると分かる。
一体どれだけの玉虫集めてきて羽をむしり取ったんだろう、とか考えてしまうくらいにはエゲツナイ産物。

しかし凄い。
昆虫の翅ってあんなに保つんですね。
特殊な加工してたとしても、あんなに綺麗な状態ではなかなか残らない気がするんですよね。
虫の凄さを実感しました、玉虫厨子。
で、同時に、当時の偉い人たちがバイトみたいな日雇いとか雇ったりして、玉虫集めろー!とかやったのかなと思うと感慨深い。
続々と集まる玉虫。麻の袋とかに入れられて持ってこられるんだろうな、玉虫。死んでてもいいだろうから。
なるべく羽に傷のないものを選んだりしたんだろうな。
集められたごちゃっとした玉虫、想像したくないけど、それを取り上げて一枚一枚厨子にニカワか何かで貼り付けていくのだろうと思うと気が遠くなる。
凄い根気だなと思うと同時に絶妙に気持ち悪い。

ちぎっては貼り付け、ちぎっては貼り付け……。

私が勝手に思うに、玉虫の供養塔とか当時は建てられたに違いないと思うんですよね。
100匹以上連れてきて羽をむしり取ってるから。
現代には残ってないだけで、きっと建てられましたよ、供養塔。玉虫の。玉虫厨子を作る為に犠牲になった玉虫たちの。

去年だか一昨年だかのトレンドカラーが玉虫色だったのもあって、よく玉虫厨子が脳内をよぎりました。
わー!綺麗!
でも玉虫色かあ。玉虫厨子とオソロっちだな。って思いました。玉虫色のジャンパー買ったりしつつ思いました。
これで私も玉虫厨子。

この時買ったジャンパーを着る度に脳内をよぎりますからね、玉虫厨子が。

この記事内で何回玉虫厨子って言ったんだろうか。
語呂が良くてつい言ってしまうんですが、多分テストとかに出た記憶あるので、中高生は覚えといて損は無いと思います。

覚えてかえってね!玉虫厨子!


ではまた!

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