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1/24 殺し合いの夢

今日も今日とて悪夢を見た。


気がつくとまわりは濁流という最悪の状況。私は両親と、少し高くなった道に立っていた。そこは、高速道路があった場所らしい。少しだけ隆起した所にたっていて、何とか濁流に飲み込まれずにすんでいる。しかし、ここからどうやって抜け出そうか。周りを見渡すと、右には道みたいなところがあって、左には民家がある。いつの間にか父は、濁流の中を何とか通り抜け右側の道にいた。私もそっちに行こうと、1歩この濁流の中に入ってみた。濁流と言っても、水というより泥が流れている感じだったので、足を取られ、一向に進まない。このままでは流されてしまうと思って、1度さっきのところまで戻った。突然左から声がして、見てみると、民家から少年が出てきて、こっち!と叫んでいる。今度は左に向かって、進んだ。何とか民家のある場所まで行くと、父も母もどこにも居なくて、少年と一緒に民家へ向かった。
民家の中には、意外とたくさんの人がいた。とりあえず、命は助かったのだと安心した。民家の中は、体育館のようになっていて、30人程の人がいた。しかし、食べ物が足りないらしい。さっきここまで案内してくれた少年がキッチンに立ち、食堂のような場所で私と他に3人で準備をして、みんなに運ぶ。少ない食事を口にして、食堂で眠りにつこうとしたとき、棒を持った男性がやってきて、食堂にいる私たちを殺そうとしている。私は、小さいナイフを持って、他の3人と一緒に戦った。続々と食堂に人がやってきて、襲いかかってくる。みんな手には、ナイフや棒を持っていて、すごく怖かったのを覚えている。私は棚の1番上に乗って、襲ってくる人目掛けてダンボールやら荷物やら、棚に置いてあるものをどんどん投げつけた。食堂にいた他の3人は、男の子だったので、率先して応戦してくれ守ってくれたが、2人が亡くなってしまった。そこに女の子が来て、小さなナイフとカッターを持って、私に向かって走ってきた。棚の上に乗っても、同じように着いてくる。走っても走っても追いかけてくる。戦うしかないと決心して、ナイフを持ち直し向かい合った。恐怖で足がすくむ。女の子がナイフをこちらに投げつけてきて、死ぬ、と思った時、もう1人の男の子(食堂にいたメンバー)が飛んできたナイフ目掛けてダンボールを投げてくれた。そのナイフを拾って、殺るしかない、と女の子に一刺し。女の子がうつ伏せで倒れているところを、男の子が押さえてくれた。私は女の子の首の後ろを、持っていたナイフで、、、
女の子が悲鳴をあげる。苦しませてはいけないと、もう1度、、、
とうとう女の子は静かになって、私は殺ってしまったのだと実感した。
ところで、キッチンにいるはずの少年はどうしているかと気になって見てみると、いなかった。体育館のようなところにいた30人もいない。襲ってきたのは、体育館にいた人達のようで、10人ほどが襲いにきたらしい。残りの20人は、どこに行ってしまったのかは分からない。
少年を探すと居間にいた。少年に今起こったことを話すと、そうだろうな、と言った。食べ物が足りないのだから、いずれ争いが起こるだろうと思っていたらしい。とりあえず餅を食べようということになって、餅を食べた。すごく柔らかくて美味しいきなこもちだった。次の日になって、20人はどこに行ったのかと聞くと、少年は、「自分がやった」といった。意味がわからなかった。次の瞬間、ナイフをこちらに向けているのが見えた。ラスボスじゃん、とか呑気に考えていたのを覚えている。20人を1人でやったという少年に勝てるわけもなく、呆気なく殺されてしまった。


ここで目が覚めた。戦闘シーンは、アクション映画みたいだな、とか、父がそもそも一緒に濁流を渡ってくれたらこんなのに巻き込まれなかったのに、とかそんなことを考えていたのを覚えてる。そういえば、人を殺す夢を見るのは2回目で、1度目は、起きた時心臓がバクバクしていて、罪悪感があった。今日は結局殺されてしまったし、生きるためには殺らないとって感じだったから、罪悪感より恐怖心の方が強かった。起きたら、どんな夢を見たかを1回整理しながら布団の中でゴロゴロする習慣があるから、朝に日記を書くことにした。

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