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徒然なるままに

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戦争では誰も、人間の顔をしていない 『同志少女よ、敵を撃て』

どうも、ニグです。 よろしゅうお願いします。 いやあすごいものを読んだ。 2022年本屋大賞受賞、『同志少女よ、敵を撃て』。 筆者の逢坂冬馬さんはこれが長編デビュー作だと言うのだから驚きです。 400ページを超える大長編でしたが、あまりの世界観と表現力に一気に読まされてしまいました。あまりにもすごかったので、ここに読書メモがてら何がすごかったか書き残そうと思います。 ※本文は読み終わった深夜三時に記録しようと殴り書きしたものです。一部ではあるものの本書のネタバレを含みま

2023年を振り返って

お久しぶりです。 なんか年末になるにつれて急に寒くなりましたね。すんごい寒い。 今も人間社会最大の発明であるエアコンをつけながら書いてます。ありがたやエアコン。今年の日本の税金は全部エアコンに使ってください。 AIの台頭とか不景気とか戦争とか色々イヤな最近ですが、何とかして生き残りたいと思います。てことで長いようで短いようでホントに短かった2023年、こういうことがあったなと振り返えるために色々書いていきます。 実況スタイルの模索 まず最初は実況スタイルの模索。今年が

深夜日記:生声実況

 最近、落ち着いた声のゲーム実況を見ることが多くなった。夜の散歩や編集のときに、深夜ラジオの代わりに聞く。落ち着いた声が乾いた脳みそに染み込んでいくみたいで、自分には合っている。踏み入れたことのない道をゲーム実況と共に開拓する楽しみは、私の数少ない深夜の楽しみになった。  私は最初こういう落ち着いた生声実況者になりたかった。今でこそゆっくり実況をしているが、初投稿の動画は生声だったし(今となっては黒歴史)、実況者を始めたきっかけの中に当然生声実況は含まれてる。しかし現実とい

日記を再びつけるようになった話

最近、毎日寝る前に日記をつけるようにしている。 特にこれといった目的はなく、今日の自分の対話として日記を選んだだけである。日常的に愚痴を言う相手も飲みに行く金もない私にとって、日記というのは唯一自分の思考をありのまま吐き出せる数少ない友達なのだ。ありがとう日記。いつも受け止めてくれてありがとう。今度スパチャ送るね。 友達を増やせばいいんじゃね?と思った方もいるだろう。けどそんなことができてたら私もそんな苦労していない。朝まで友達と肩組みながら酒飲んでるし。ストレス溜めずに

2022年の総括と来年の抱負

どうも、ニグです。 なんかサムネイル画像のテンプレートが増えてたので、私も作ってみました。 なんかこれだけで今風のnote記事になりますね。すごいですね。 これで私も流行にあったクリエイターって名乗れますね() 今年も早いものでもう年末。なんだかんだあっという間でした。2022年はかなり濃密な一方、想像以上の速度で駆け抜けていった一年だったと思います。 このままいくと数年後には去年のこととか覚えてなさそうですね。加速度的に増えていく情報の波にさらわれ、ただアルゴリズムによ

コミュニケーションって難しい。

(noteの下書きに書きなぐっていた雑文を昇華しています。いろいろ時系列ごっちゃですが許してください。) 私はコミュニケーションが苦手だ。 誤解しないでほしいが、人と「会話」するのが嫌いというわけではない。むしろ好きな方である。大人数で会話するときの話の流れやトークセッションを傍観者として聞くのは大好きだし、会話は人間の感受性を刺激し、生活を豊かにするものである。 その原因は、私の脳のリソースの割き方の問題である。 私の場合は人よりも脳みそを使わないとコミュニケーション

バーに行くようになった話

最近、大人の階段を一つのぼった。 と言っても、彼女とそういうことをした云々とかそういうのではない。そんな話題、四六時中家でパソコンをいじる私には無縁の存在なのだ。 そんなことはさておき。 今回登った階段は、「バーに行くようになる」ことである。まだ2回しか行ってないが、行ったは行ったなので堂々と言っていいでしょう。 齢21、もう大人なんだしバーごとき嗜んでいて当然だろ、何を言ってるんだこのおたんこなすすっとこどっこいとご指摘する視聴者もいるとは思うが説明させてほしい。私

読書量が累計1000冊になったので、1000冊読んで気づいたことをまとめる

どうも、ニグです。 よろしゅうお願いします。 タイトルにもある通りですが、浪人時代(2019年)から本格的に始めた読書の冊数が累計1000冊を突破しました。ありがとうございます。ありがとうございます。 本から元気をもらいたい動機で始めた読書が、気が付いたら自分の趣味になっているとは思いませんでした。人生何が趣味になるかわかりませんね。 てことで、1000冊読んだマイルストーンとして、たくさん本を読んで気づいたことをまとめようと思います。中には「当たり前」だと思うこともあ

読書や映画のアウトプットと、最近の世間の息苦しさについて

よく、勉強や教養においては「インプットよりアウトプットの方が大事」と言われる。『アウトプット大全』にはインプットとアウトプットの黄金比は3:7と書かれているし、知識は人に教えたほうがひたすらノートを書くより脳に定着するのは経験済みだ。 そのため、SNSではびこる『自称成功しています』系の人々は、声高に「アウトプットを意識しよう」だとか、「インプット過多になっちゃダメ」とか、「読んだ本はSNSで発信する癖を!」と言っている。そっちの方が知識は効率よく定着するし、レベルアップも

「ゲーム実況者」って何だろう

どうも、ニグです。 よろしゅうお願いします。 最近はやることがあまりにも多くて、忙しい日々を送っています。 けど、こういう体験は今しかできないからね。しょうがないよね。 限られた労働までの猶予、悔いのないように過ごしたいです。 ということで、今回のテーマは「プロ」です。 「ゲーム実況者」に拘る理由私は、YouTubeでゲーム実況の動画を投稿しています。いわゆる「ゲーム実況者」です。大体7年ほど活動しています。いつもありがとうございます(唐突な感謝)。 その中では、Yo

ゲーム脳について

最近、ふと自分の頭がゲーム脳になっていることに順応してきました。 ゲーム脳というのは、人生をまるでRPGゲームのように考えるという考え方。たしかゲーミフィケーションとか言うはずです。 勉強の苦悩から逃げるために浪人中に見つけた考え方なのですが、これのおかげで今の人生が楽しいんだなということが多いです。今の私の頭の中はドラクエをやっている感覚です。 例えば、最初に話しかけた村人が物語の中盤とかでいいアイテムをくれるイベントとかあるじゃないですか。それと同じことが現実でも起