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研修評価のためのアンケート

nicoと申します。
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研修終了後のアンケートを変更

当初は「理解度」「満足度」を聞くのが中心でした。
その後「役立ち度」「活用可能度」も質問するようになってきました。

しかし、研修後に行動することで成果を出す、と考えると「行動できそうと思えたか」(自己効力感)を尋ねる必要があるのではないですか?
と言い続けて、ようやく今年、アンケート項目を変更することになったのです。

研修担当者にとっては重い変更

正直なところ、研修内で「これならできそう!」と受講者に思ってもらわなければ高ポイントを取れなくなるので、研修担当者にとっては重く大きな変更だと思っています。

でも、研修の時に「できそうかな?」と思ったとしても実際には難しいことが多いことを勘案すると、研修時間内では「やれるぜ!」くらい思ってもらわないと行動にはつながらないのではないでしょうか。

つまりこのアンケート変更案は、そういうつもりで研修を行ってね、研修デザインをしてねという挑戦状でもある訳です。
今日行ったミーティングではその点をきちんと読み取ってもらっていたので、さすがだなと感じました。

アンケート深い…という呟き

文章を読んでどんな気持ちにさせるか、答えるためにどんなことを考えさせるかというところまで考えているアンケートだと皆さんに伝わったことがうれしかったです。

単純に調べたいことを聞くだけではなく、感情や行動をデザインする一助であるということです。

そして、このアンケートについての検討をきっかけにして、実際の研修ではどうなのか、どこで「これならできそう」と思ってもらう感情デザインになっているのか、ということを見直してもらえたらと思っています。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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