見出し画像

クジラの先生

電話1本で海岸へ出動、
クジラを載せた車がパンク、
帰りの温泉施設で異臭騒ぎーー。

海獣学者、
クジラを解剖する。
~海の哺乳類の
死体が教えてくれること
田島木綿子たじまゆうこ(著)

52ヘルツのクジラたち
:町田そのこ(著)

2021年本屋大賞第1位。
待望の文庫化。

【文庫化特典 スペシャルストーリー】

町田そのこさんの
書き下ろし小説付き

52ヘルツのクジラとは、
他のクジラが聞き取れない
高い周波数で鳴く
世界で一匹だけのクジラ。
何も届かない、
何も届けられない。

そのためこの世で
一番孤独だと言われている。

自分の人生を家族に
搾取されてきた女性・貴瑚と、
母に虐待され「ムシ」
と呼ばれる少年。
孤独ゆえ愛を欲し、
裏切られてきた彼らが出会い、
新たな魂の物語が生まれる――。

Amazon

52ヘルツのクジラたち
を読んでいて、ふと
思い出した
日天での海獣学者
田島木綿子先生の回
何故私は、
52ヘルツのクジラたちとは
全くかけ離れた
面白回を思い出したのか?

52ヘルツの周波数
を出すクジラ
の話を田島先生に聞いたら

多分1質問聞いただけ
なのに答えが10以上
返って来そう
それくらい、
クジラの事を
詳しく知っているから
52ヘルツの周波数
を出すクジラ
について聞いてみたい

そっか!
私は、52ヘルツの周波数
を出すクジラ
気になって仕方なかったから
田島先生の事を
思い出したんだ

日天では、面白おかしく
笑いが絶えない感じで
打ち上げられた
クジラの回収から
その臭さまで、
話されている

大変さより、面白いが
伝わる田島先生

活き活きしている

辛い、汚い、臭い、
大変を超えた先の面白さ

日本一クジラを
解剖してきた研究者が、
七転八倒の毎日とともに
海の哺乳類の生態を
紹介する科学エッセイ。

「田島さん、
クジラが打ち上がったよ」
電話1本で海岸へ出動!

解剖は体力&スピード勝負、
クジラを載せたクレーン車がパンク、

帰りの温泉施設で異臭騒ぎ、
巨大な骨格標本ができるまで――。

海の哺乳類の
知られざる生態に迫るなか、
人間が海洋環境に
与える影響も見えてきた。

日本一クジラを
解剖してきた研究者が、
七転八倒の毎日とともに
綴る科学エッセイ。

哺乳類である彼らはなぜ、
陸を捨てて海を選んだのだろう。

海での暮らしに
適応するために、
どんなふうに
進化していったのだろう。

そして、
なぜ海岸に打ち上がるのだろう。

それが知りたくて、
一つ一つの死体から
聞こえる声に日々耳を澄ます。

Amazon

「100年先の未来にも、
クジラのことを伝えたい」

「獣医になりたくて
獣医大学で学んでいたんですけど、
もともと、
犬や猫といった小動物よりは、
馬や牛のような
大きな動物を診たいな
と思って将来の道を
模索していました。
そんなあるとき、
図書館で借りた
『オルカ ー 海の王シャチと風の物語』
(早川書房)を
通してシャチに興味を持ち、
野生のオルカを
見るためにカナダ・バンクーバー
のツアーに参加しました。

そしたらすっかり魅了されて、
なんとかこの動物たちに
関わることができないかと
考えるようになったんです」
※シャチの学名が
「Orcinus orca
(オルキヌス・ オルカ)」
であることから、
シャチはオルカとも呼ばれている

採取したものは
博物館の標本として保管すれば、
100年、200年先まで
みんなに見てもらえる


――それはすごい!
ちなみに、骨を採る前の
ストランディング個体の
調査もされあるのですか?

「まずは解剖です。
解剖によって死んだ原因が
わかることもありますし、
赤ちゃんの個体がいれば、
出産の時期などもわかります。
すべてのストランディングは
一期一会なので、

『もうこれ以上採取できる
ものはないかな?』

などと考えながら
最大限の情報を収集します。
博物館に標本として
保管しておけば
100年先200年先まで
いろんな人に見てもらえるので。
学習支援の際も、
わたしが話すだけと
標本があるのとでは
全然違う。
実物を見せたら、
みんな目の輝きが
違いますから。
やっぱり、
本物に勝るものはないなと思います」

「100年先の未来にも、クジラのことを伝えたい」【田島木綿子さんinterview前編】

✻ストランディングとは
海生哺乳類が海岸線から
陸地側へ生きた状態で座礁したり、
死んだ状態で漂着し、
自力で本来の生息域に
戻ることができなくなることです。

クジラの歌を聴け
動物が生命をつなぐ
驚異のしくみ
田島木綿子たじまゆうこ(著)

全員、生き残るための
工夫がすご過ぎる

イルカはあえて逆子で産む!
ウマの“たまらん顔”は興奮の証!
ラッコの愛情表現は痛すぎる!
ヤギの交尾は一瞬で終わる!

海獣学者が解きあかす
すばらしき繁殖戦略

ザトウクジラは、
なぜソングを歌うのか?

テングザルの鼻と睾丸の
不思議な関係 
バビルサの牙はなぜ伸び続ける?

ヤギの交尾が
一瞬で終わる切実な理由 
なぜクジラはみんな逆子なのか?

アザラシの母乳に
脂肪が多いのはなぜ?

ヒトはもともと
難産になりやすい——。

求愛の悲喜こもごもから
交尾の驚くべき工夫、
妊娠・出産の不思議、
環境に適応した多様な
子育ての方法まで、
あまり明るみに出ないけれど
実はめちゃくちゃ面白い、
繁殖・生殖のはなしを語る。

海獣学者・獣医として
海陸両方のさまざまな
哺乳類に触れ、
解剖学の知識をもつ著者ならではの
経験と視点が満載。

読んだあと、
生命の不思議と
大切さを感じずにはいられない一冊。

Amazon

田島先生に
ハマりそうになりました。

………………
自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より

#私の本棚
#海獣学者クジラを解剖する ~海の哺乳類の死体が教えてくれること
#クジラの歌を聴け動物が生命をつなぐ驚異のしくみ
#田島木綿子
#本
#読書
#52ヘルツのクジラたち
#町田そのこ
#クジラ
#52ヘルツ
#海獣学者
#日天



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?