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白人が黒く塗ったものを、黒人が青く塗る

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第70弾!

「PAINT IT、BLUE~SONGS OF THE ROLLING STONES」

1997年発売

noteを始める際に自己紹介的記事を一本目に書きました。

そこにも書いたのですが、音楽大好きですが基本ロックやメタル系はあまり聞かないという王道を歩んでないんです。

スキマ音楽と言うか、変な国の音楽と言うか、なんせ王道ではない自覚はあります。

なので本日紹介する元となった超有名バンド・ローリングストーンズも有名曲しか知りません(アルバムを通して聞いたのは一枚も無いです)。

結構周りには驚かれますが、そういう人生なんです(笑)

今作はストーンズが憧れた黒人ブルースマン達が、ストーンズの曲をカバーするという企画アルバム。

なのでストーンズの代表曲の一つである(PAINT IT BLACK)をもじり、(PAINT IT BLUE)と言うタイトルがついてます。

そしてジャケの下の方に(THIS AIN’T NO TRIBUTE)と書いてあるように、良くあるトリビュートアルバムではないです。

だってストーンズが逆にトリビュートしてきた人達が演奏してくれるわけですから!

選曲とメンバーはこんな感じです(すいません面倒なんでコピペしました)

1.You Can't Always Get What You Want by Luther Allison 

2.Tumblin' Dice by Johnny Copeland 

3.(I Can't Get No) Satisfaction by Junior Wells 

4.Wild Horses by Otis Clay 

5.Honky Tonk Women by Taj Mahal (Ft. James Cotton) 

6.Sway by Alvin Youngblood Hart 

7.Ventilator Blues by Clarence "Gatemouth" Brown (Ft. Larry McCray) 

8.Beast of Burden by The Holmes Brothers 

9.Under My Thumb by Lucky Peterson 

10.It's All Over Now by Bobby Womack (Ft. Bill Withers)

11.Midnight Rambler by Larry McCray 

12.Heart of Stone by Joe Louis Walker 

13.Moonlight Mile by Alvin Youngblood Hart

ブルース好きなら狂喜乱舞する凄いメンバーですね。

よくぞこの企画が出来たもんだと感じます。

流石に超有名曲が殆どなんで、ストーズを聞いてない私でも殆どの曲は知ってます。

それ程奇抜なアレンジがされている曲は少なく、王道の感じです。

それでも本家と言うかブラック色はストーンズよりも何倍もましております。

白人と黒人の企画アルバムと言えば以前紹介したこれもお勧め!

今作も負けず劣らず良い企画アルバムだと思います。

丁度全曲上がってたので、飛ばし飛ばしでも聞いてみてください。

個人的にはオーティス・クレイの(Wild Horse)と、ラッキー・ピーターソンの(Under My Thumb)がお気に入りです。


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