CL愛知エクストラ2024反省会

常体。自分用。画像無し(追加するかも)。読みづらく恐縮至極。

自己紹介
実績ゼロ エクストラのみ 勝者あり
それは本当ですか?
ソカモナ!
以上

環境の変化について

CL愛知直後

愛知2023ではドラゴンルギアとレジドラゴの2強の印象があった。
ドラゴンルギアは後手から2-2-2のサイドプランを取ることに特化しており、そこだけ見るとアグロデッキと言える。
(実際にはラボ等絡めたアグロコントロールなのかもしれない)
半面レジドラゴは先2からタイムレスを絡め制圧する中速帯前後のデッキ。
(ドラゴ自体先2初動ではあるがタイムレス連打のコントロールモードからガリョテンによる速やかな遂行まで幅広い攻撃パターンを持つことを強みとしており、速度帯の定義が難しい)
ドラゴンルギアにはレジドラゴに対するクリティカルなムーブがある為、結果としてドラゴンルギアの大量増殖によりレジドラゴの入賞数は少なかったと考えている。
今後出てくるアーキタイプは、ルギア・ドラゴの始動ターンに対して前or後ろどちらにポジションを取るかを意識するべきだと感じる。

黒炎まで

そこから黒炎までの間に突発的にマリィ在庫処分のエクバが開催され、
エレキレイン(VIPイキリンコ・リバーサル)と
裏工作リザードン(当時はは回収ネット禁止前)が台頭。
裏工作リザードンはパワーと安定性を高いレベルで成立させており、2-2-2で取らせない強みからドラゴンルギアに強く、グッズと特性で展開することからレジドラゴに弱い為、以上3デッキで3すくみのジャンケンの格好を呈していたと思っている。

個人的にはこのころ、アマージョを触っていたのとダストミュウを激推ししていた。
ダストミュウに関しては、
あまり理解していないプレイヤーがドラゴンルギアにて脳死後手1GGEを狙ってくること、先行デッキが上記のプレイに屈しかねないレジドラゴしかいないことから先行デッキの立ち位置がよく、
またVIPパス→イキリンコの動きにより、先1ぐんぐんダストの安定感が劇的に増した。


アマージョは例のとーしんアマージョを使用していたが、あれはリストから正しく意図を読み取れていない人間が使っても勝ちきれない。軽く触れるとそもそも先行デッキであること。ルギアにサイドレースで有利を取る為に先1で非エクだけを並べるプランがあることと、キバナカウンターから大きく動くため、イキリンコのような後1カードはむしろプレイの幅を狭める事。とーしんアマージョは後手1せんじんを進んで選択するデッキではない。2-2-2のルギアに対して手張り3-3で返せることが肝心なのだ。
とーしんは当時のexpanded対戦動画を見る限りドラゴはパワーが高く弱点が多いデッキと評価していたことが見て取れる。だからこそドラゴに強いルギアに強いデッキという選択ができたのだと思っている。


また、このころエボリューションコントロール(イオルブ)もピジョットexを獲得しており研究自体はしていた。しかしエボルコントロールを宣言できるタイミングはどうしてもルギアとドラゴに遅れをとり、巻き返すのが難しかった。

未来古代襲来編

回収ネット禁止により一時的にリザードンがほぼ絶滅(主観)
しかしこのころ、こくばの立ち位置がさらに悪くなると予想していた。
(ドツキexの追加によりターボ悪系が増えると予想・また回収ネット禁止によりこくばが得意とするLO系のデッキが数を減らすという予想。)

一方ルギアはプリズムエネルギーとテツノカイナをタッチした。
ドラゴンルギアはサイドを2-2-2と取り進めることに特化したデッキ=マッドパーティなどといった非エクを押し付け続けるデッキに案外弱い(マッドパーティ自体はドラゴに殺されるけどね)。そこをNとごっつぁんで返してくる極悪デッキとなった。
またこのころから、一向に追加されないドラゴンポケモンのレパートリーと優秀かつカラフルなパラドックスポケモンという背景からか虹ルギアのシェアとプリズムエネルギーの値段のジワ上がりを確認している。

筆者はドラゴとルギアを組んで色々研究した結果、超越ディアルガを評価していた。
スタークロノス+メタルブラストでサイド4枚取り+N+ダストオキシンは次のターン絞られた手札で特性ロックを突破してディアルガを倒さなければ実質ゲームが終わりであり、勝ち確ではないが「まあ勝てるっしょ」な盤面を作ることが出来、実際エクバで優勝するる程度の有象無象耐性と出力を持ったいいデッキだった。
ちなみにまあまあ超えてくるデッキはいたため、ゲンミミのポルターガイストでサイドを取り切ることもままあることに使用の際には留意していただきたい。

ワイルドサイバーが発売。


この頃に入ると筆者はエレキレインと超越ディアルガについてかなり懐疑的な姿勢を取ることになった。
古代exの皆さんはなぜか軒並みHPが230あり(ただのインフレ)スタークロノスでサイドを取らせてもらえず上記のプランというかコンセプトが遂行できない。
また、エレキレインは理論上のダメージは660~720であるが、
230のタネポケモンを3体倒す(エネルギー24個必要)はサイドにエネ落ちが一個たりとも許されず(グラジオ使えば1個までなら許される)、望遠スコープによるバフも狙えない、フライングエントリーによる打点補助も効果がない。

上記の理由により、既存デッキは置いておき、同時期に発売された古代のコライドンを考察しており
三神コライドンというデッキを発案していた。
(リバティ王子コライドンと呼称していた)
ダブドラを共有でき、黒帯・格闘道場による闘エネサポートを受けることが出来るコライドンは魅力的であった。
実際には全然勝てなかったが、のちの黒帯デパートレジドラゴに発想は引き継がれることとなった。

Q.黒帯デパートとは?

タウンデパートを採用したレジドラゴのこと。
ドラゴンルギアに後手1からソニックストライクやストームダイブといった攻撃を受けても、更地からコライドン+ダブドラ+デパート→黒帯で280点のハードカウンターを行うことが可能。また、ツールジャマーや隠密フード、ポンチョといったテックカードとなる道具をデパートに入荷する余地があるのも強み。

CL愛知に向け、かんこたを探す

かんこた・・・環境の答えのこと。

未来と古代を行き来する虹ルギアと、ネット没収から立ち直った裏工作リザードンはレジドラゴに対し後攻を取るとボコボコにされてしまうため、先攻環境であると考えていた。
またクリムゾンヘイズが発売され、アンフェアスタンプ+マツバによるこくばバドレックス・ミュウの強化が予想された。

当時は仲間に協力を仰ぎ、ドラゴに後手からでも勝てることをメインテーマとしてデッキを探していた。

・プルメリなど使ったドラゴに強いドラゴがかんこたなのではないかと考える。
 レジドラゴ自体何回戦も安定するようなデッキではないと考えているものの、母数が多ければ当然予選を突破するようなその日ノッているドラゴも増える。直前のラッシュCSなどでも入賞が多く、その結果を見てドラゴの母数がまた増え、入賞も増える。という流れが起きていると考えていた。
ドラゴに強いドラゴは結果的に勝ちやすいはずだ。

・虹ルギア
 裏工作リザードンに強いポケモンを採用しやすい。
 三鳥(鳥谷)のスカイレジェンドGX→テツノイバラex(井端)を前に出す、というギミックを検討しており
 (JAPAN2013ルギア)
 また、エネをロストさせるバッフロン+ザオボーによるまくりや(いてまえルギア)、ちんもくのすずチリーン入り(クラピカルギア)等検討していた。
 前日まで調整を続けていたものの、
 ザオボー+カオスウィールでさえドラゴに勝てなく、没となった。
 ギフトエネルギーが強い。

・パルキア
 仲間内には馬鹿にされ続けていたが強いと思っていた。
 月光手裏剣によるリザ・サナへのけん制
 タマタマが採用できるためプルメリを入れられる
 後手でも一応殴れる
 スカイフィールドデッキの為ウソッキーが採用できる
 ウォッシュ水によるGGE耐性

・アマージョ(とーしん型ではない)
 ドラゴに勝てるわけでは決してないが、
始まりの記憶ミュウ採用によるロスト送りとクイーンオーダーの打ち分け
プルメリが採用できる
緊急浮上エンペルトがもたらすN耐性
ギラティナのヒトカゲ摘み取り力
を評価していた。
エクストラには様々な後手1デッキがあるが、
・ソニックストライクでベンチに220飛ばせる
・ゲノセクトで展開できる
・バトコンでデッキ圧縮&火力UPが出来る
といった付加価値でそれぞれが差別化されている
その中でもアマージョは小粒のタネポケモンに尋常じゃない圧力をかけることが出来る点が環境に噛み合っている=今後手1デッキを使うのであれば最も合理的な選択肢と言える。

・エレキレイン
思ったよりたねexが数を増やさなず、なんならうらこうさくリザードンの台頭があり環境の焦点がかなり殴り合いに傾いており、「エレキレインを使う上で一番の障害は使う度胸を愛知に持っていけるかどうかだけ」と言って憚らなかった。
そのころ関東の自主大会であるアクアジムにエレキレインで参加し、様々な負け方を網羅し0-5したことが決め手となり、愛知に(度胸を)持っていくことが出来なかった…
様々な負け方、の詳細はアクアジムでの約束に則り伏せます。
(愛知が終わったので伏せる意味もあまりないかもしれないが)

・うらこうさくリザードン
2カ月ほど前まで使っていたが、ミュウやこくばなど明らかに有利なマッチアップを持っていることが一番の強みであると考えていた。
しかし愛知が近づくにつれ、メタデッキ的立場であるはずのリザがドラゴルギアに次ぐ第三勢力のような扱いを受け始めていた。
ドラゴ対面(不利)が多く超対面(有利)が少なくなってきたと感じ採用を見送った。

愛知答え合わせ

優勝 ホルビーエボリューション
準優勝 エレキレイン

結果として、環境が真っ当な殴り合いに焦点を当てすぎているということからか、普通のサイドの取り合いを重視しないデッキが勝ち上がった。
ルギアのポジションに対して前デッキと後ろデッキが結果を残すかたちとなった。

随時追記します。一旦公開。








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