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よく噛んで食べるとことは健康にいいのか?

よく噛んで食べるとことは健康にいいのか?

・よく噛む = 健康的?

よく噛んで食べるように言われますが、本当に健康的なのでしょうか。
食事の際、「よく噛んで食べなさい」と言われる機会は多いはずです。
でも、実際のところ食べ物をあまり噛まずに飲み込んでしまっても、体に悪影響はないのではないような気がします。

今回は、関西医科大学の研究結果を基に、よく噛んで食べることのメリットについて解説します。

・関西医科大学の驚きの研究結果

研究者は、BMI30以上の肥満女性40名を対象に実験を行いました。
参加者は2つのグループに分けられ、一方のグループには「一口30回以上噛む」とアドバイスされました。
もう一方のグループにはそのようなアドバイスはありませんでした。

6ヶ月間の実験期間中、両グループとも管理栄養士による栄養指導と運動を行いました。

・よく噛むと本当に痩せる!?

実験の結果、「よく噛む」グループのBMIは8.3%減少し、「普通に食べる」グループの4.2%減少を大きく上回りました。

さらに、血糖値、インスリン値、体脂肪率、内臓脂肪面でも「よく噛む」グループの改善度が高かったのです。

・よく噛むメリットの理由

よく噛むことで、以下のようなメリットがあると考えられています。

  • 血糖値の急上昇が抑えられ、糖代謝が改善する

  • 満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐ

  • 食欲ホルモンの「グレリン」が低下する

ゆっくり味わって健康的に!

同じ食事でも、よく噛む回数が変わるだけで大きな健康効果の違いが生まれます。
食事を楽しみながら、ゆっくりよく噛んで食べることをオススメします。
少しの習慣の変更で、健康的な生活が送れるようになるかもしれません。

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