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お酒を飲むから脳が小さくなるのではなく、脳が小さいからお酒を飲む?

お酒を飲むから脳が小さくなるのではなく、脳が小さいからお酒を飲む?

あなたはお酒を飲みますか?

お酒を飲む頻度や量は、人によってさまざまです。生活習慣やお酒への耐性、好き嫌いなどによって変わります。
お酒を毎日飲む人もいれば、まったく飲まない人もいます。時おり飲むという人もいるでしょう。

ワシントン大学の研究によると、お酒を飲む人は脳のサイズが小さいことが判明しました。

研究者は、三つの研究から2423人分のデータを分析しました。
データには、双子の飲酒に関する研究や、長期的に脳を観察した研究、遺伝子を調べた研究などが含まれていました。

研究の結果、右背外側前頭前野および島皮質という脳の部位が、アルコールの消費と関連していることが判明しました。
これらの部位は、意思決定や報酬に関係する重要な部位です。そして、これらの部位が小さいほど、アルコールの消費量が増えていました。

つまり、お酒を飲む人は、もともと脳が小さいのです。
しかも、お酒を飲むことで、さらに脳が小さくなる可能性があります。

脳が小さくなると、脳の機能が低下したり、認知症のリスクが高まったりすると言われています。お酒を飲むことは、脳にとって危険なことなのです。

兄弟姉妹のどちらがお酒を飲み、もう片方がお酒を飲まない場合、どちらも脳が小さいことが判明しています。

このように、お酒を飲む人は、脳が小さいという驚くべき特徴を持っています。
脳の機能は、食べ物や運動や睡眠などで改善させることが可能です。
お酒を飲みすぎていると感じるのなら、何かしら対策をしましょう。対策をしなければ、一方的に脳が萎縮するだけです。脳の健康を保って、健康的な生活を送れるようにしましょう。

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