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自己紹介と私の夢

はじめまして。秋月 若菜 (あきづき わかな)です。
'98年生まれ、愛知県出身です。
本をこよなく愛する社会人です。

さて、私は新卒で全国転勤のある会社に入社し、
神奈川、兵庫、大阪、東京、千葉…とあちこち渡り歩いてきました。
辛いこともありましたが、各地で見たもの、経験したこと、そこで出会った人達は、今でもすべて私の宝物になっています。


順風満帆と思われた社会人生活に事件が起こったのは、2022年の秋頃です。
新しく着任した部署で、何やら頑張りすぎてしまい
気が付けば鬱病と診断されていました。

当時の私は、なんだか感情が丸ごと無くなってしまったようで、
嬉しくもなければ、悲しくもなく。
生きていても、死んでいても、正直どっちでも良く。
ただ無感情に、涙だけが出てきて
ただ無意味に、身体を傷付けていました。

酒ばかり浴びるように飲む毎日。
今思えば酷い状態だったなぁと思います。

そんな自暴自棄、死んだように生きる日々のなかで、一つだけ心に引っ掛かるものがありました。
部屋の隅で埃を被っている数冊のノート。
書きかけで何年も放置されている、大量の書き物たち。
あれは、私が死ねば永遠にあのままなのだろうか。
そう思うと、なんとなく胸につかえるものがありました。


幼い頃、3つ離れた妹が「お姉ちゃんのお話、面白くて好き!」と言って、私の作った物語をいつも聞いてくれました。私はそれが嬉しくて、妹のために毎日毎日物語を書きました。
そんな習慣が小学生から高校生まで続いたのは、いつまでも変わらず、楽しみに聞いてくれる妹がいたからです。懐かしく、幸せな思い出です。

そんなことを思い出しながら、酒と涙にまみれたぐちゃぐちゃの顔で「まだ死ねないぞ」と思いました。
今、部屋の隅で埃まみれになっている物語達を、ちゃんと書ききって妹に見せなければ。


その後、偶然が重なって運良く別の会社へ出向になり、規則正しい生活と適度な仕事量によって、鬱病の症状は少しづつ良くなりました。

泣いて大暴れしても、優しく受け止めてくれた先輩。
底無しに暗い話を、親身になって聞いてくれた友人。
本当に感謝しています。

そして、心にゆとりが生まれた今。
「やりたいことは、やろう」と考えるようになりました。部屋の隅でずっと埃まみれになっているノートを、ようやく引っ張り出すことにしたわけです。


離れて暮らす妹に「幼い頃に話した、物語の続きを書こうかなと思って」とLINEを送ると、思わぬ速さで返事が来ました。

「楽しみに待ってる!実はあの続き、どうなったのか気になってたの」と。
続けて、私が覚えていないような細かい設定まで話しだしたので「あれ?そうだっけ」とこちらは苦笑い。

「覚えてるに決まってるじゃん!私が、お姉ちゃんの物語のファン第一号なんだから」

20年前に話した物語の続きを、今でも待ち続けてくれている。楽しみだと言ってくれる。
妹は、今も昔も変わらずです。


よし、書こう。
そう決意した、2024年1月。
私は夢を叶えるため、4つのことを始めました。

1つ目。初めてノートパソコンを買いました。(もう手書きはつらいなぁなんて。

2つ目。もっと良い物語を作るために、シナリオライター養成講座を申し込みました。

3つ目。
これまで読んできた本の感想を書き始めました。自分の好きな本を、たくさんの人に紹介したいです。

そして4つ目、この"note"をはじめました。


私は、上手な文章が書けるわけではありません。
ただ、文章で想いを伝える。文章で自分を表現する。
そんなことがしたいです。
それが、私の生涯の夢です。

今年はたくさんの本を読みつつ、自分の言葉でいろんなことを書いていきたいと思います。
こんな私ですが、応援していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!

秋月 若菜



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