アサ💮自分に「いいね」ができるようになろう

◆ネガティブ・自己肯定感低め・不安症→→◆ガン闘病中の母を介護中、43歳で自身も乳がん…

アサ💮自分に「いいね」ができるようになろう

◆ネガティブ・自己肯定感低め・不安症→→◆ガン闘病中の母を介護中、43歳で自身も乳がんに罹患→→◆落ち込み過ぎて長らく地獄を這いずり回る→→◆哲学・脳科学・心理学の本を読み漁る→→◆自己肯定感高め安定、毎日ご機嫌に!

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  • 脳みそジャーニー ~頭の中を探検してきた!~

    母娘で同時期にガン罹患。 あまりに落ち込み過ぎて、地獄を這いずり回る。 ある日、ネガティブな自分が心底イヤになって、自分の性格と性質を見直すことを決意。 脳科学と心理学の本を読み漁り、実験的に体験してみることに……。

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はじめまして

こんにちは。訪ねてきてくださり、ありがとうございます。 このブログは、読んでくださった方が、自分の存在そのものに「いいね!」ができるようになることを目的に、脳科学や哲学、心理学の知識と、その実践方法をお伝えするブログです。 私は現在40代。若い頃より読書が好きで、小説やノンフィクション、哲学書などを好んで読んできましたが、あまりにも生きるのが辛く、人生がヘビーになってきたとき、むさぼるように読んだのが、脳科学と心理学の本でした。 数年前からは、本の中で出会えた「忘れたく

    • スッキリの反対、〇〇〇〇の効能

      「スッキリ」の反対の気持ちをあらわすオノマトペ。 あなたはすぐに分かりましたか。 こたえは「モヤモヤ」です。 さて、この「スッキリ」と「モヤモヤ」を、もう少し別の言葉で言い表すと、何になるかわかりますか? 答えは、「排出」と「溜め込み・消化」です。 スッキリとは外側に出すことで、モヤモヤは内に溜めることなのですよね。 当たり前すぎますか。 私はこの二つが「真逆の意味」なのだと気づくのに、40年以上もかかったのですが、普通こんなことは「当たり前」として認識されているもの

      • カウンセリングの際、患者のわたしがしていた恥ずかしい勘違い

        かつて、カウンセリングに2回ばかり行きました 母のガン闘病に付き添って疲弊していた頃、自身の乳がんが発覚し、あまりにも落ち込み過ぎて、私は心療内科クリニックを訪れたことがありました。 医師の前で、自分の置かれた状況を話します。 身体の緊張状態が解けず、不安に苛まれ、不眠になっていることなどを説明しました。話の序盤から、声が震えました。 目の前の医師が、黙って聴きながら、時々頷きながら、キーボードで何かを打ち込んでいます。おそらく私の話の概略をざっと箇条書きにでもしている

        • はっきりさせたい! あいまいな物事をあいまいのままにする力

          私は、物事を、白黒はっきりさせたい。 曖昧な物事を曖昧なまま持ち続けることが苦手です。 大抵は「今、答えをください」「今、決着をつけよう」と思っている。 人間の脳には「分かろう」とする性質があるため、「知りたい」「はっきりさせたい」という気持ちが湧いてくるものなのだそうですね。 最近よく「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を聞くようになりました。 はっきりと明確な答えを導き出すことも能力でありスキルならば、答えのはっきりしないことをそのまま持ち続けることもスキルなん

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        • 脳みそジャーニー ~頭の中を探検してきた!~
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          悩んだときに使える。「分けること」は「分かること」

          あなたが今、何かに悩んでいる、問題を抱えているとします。 そんなとき、以下のようなスキルを身に着けておくと、悩みが少しは軽減されると思いますので、シェアしたいと思います。 やり方は、とてもシンプル。以下のようなモノです⤵ 「因数分解」って、数学で習いましたよね?  こういうヤツ⤵ まず、因数分解が一切できていない悩みとは、以下のようなモノです⤵ あまりにも漠然とした悩みですが、若い頃と言うのは、ただ生きているだけで不安だったりします。悩みにモヤがかかっている、私はそ

          悩んだときに使える。「分けること」は「分かること」

          夫に言われて、ショックだった言葉

          今日は、私と夫のことを書こうと思います。 私は30歳を過ぎた頃、夫と同居を始めました。 同じ職場で知り合い、すでに何年か付き合っていたので、相手のことを理解していたつもりでいましたが、一緒に暮らさないと分からないことってありますよね。 だから、同居しはじめの頃は、お互いの生活習慣の違いなどもあって、価値観の押し付け合いのような場面も多かったように思います。 そんな日々の中、私が夫に、なにげない「小言」を言ったときのことです。 何の小言を言ったのかはもう忘れてしまいまし

          夫に言われて、ショックだった言葉

          まちがえた! やっちまった! 選択ミスのときこそ、わたしたちの真価が問われる

          前回は、よく考えた上で、まず選ぼう。そして選んだモノを正解にしよう。ということをお伝えしました。 そして今日は、「そんなこと言ったって、間違えた場合はどうするのさ?」について考えていきます。 (おさらいしたい方は前編をどうぞ⤵) 私たちの人生には「失敗や間違いはつきもの」です。 間違えまくるのです、私たちは。 熟考して選んだのに、時を経て「失敗した」「まちがえた」なんてことが頻発します。 人間とは、良くも悪くも変わる生き物です。 「やっぱり合わない」「やっぱり無理」

          まちがえた! やっちまった! 選択ミスのときこそ、わたしたちの真価が問われる

          「選ぶ」ってこわいんだよな。何かに迷って、どうしても決められない人へ

          私たちの人生は、選択の連続です。 朝、起きてから眠るまで、「何かの選択」だけを数珠繋ぎにして生きていると言っても過言ではありません。 その選択には、大・中・小、各種サイズがあって、「今日ランチどこ行く?」で悩んでいる人は少ないと思われます。 私たちが悩むのは、もっと人生を左右するような選択。 例えば、恋愛から結婚、離婚に至るまでの間にも、その時々で、さまざまな選択を迫られます。 同じように仕事でも、大きな選択を迫られます。 結婚と仕事を例に出しましたが、同じように、引

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          「さようなら」。なにかを失ったときに、悲しみから早く立ち直る方法

          人生は、失うことの連続です。実際、生まれたときから「死」という究極の喪失(loss)を運命づけられている私たち。 私たちは、たくさん「得ながら」も、同時に「失いながら」生きていて、「喪失」というのは、私たちが赤ちゃんのころから始まっています。 子供のころから、さまざまな喪失に私たちは都度ショックを受けます。 そして中年になれば、「若さ」を喪失していることにも気づかされます。当たり前に持っていた「若さ」が失われ、二度と戻ってこない。肌の張りや瑞々しさが損なわれた現実を受け

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          半ば憎んでいた親への感謝が噴き出した件

          乳房の摘出手術から、約一年間にわたる抗がん剤を終え、しばらく経ったころ。 街は変わらずコロナ一色でしたが、母の体調も落ち着き、私の通院頻度も減り、平穏な日常が戻ってきました。 さて、これまで『脳みそジャーニー』では、ときおり「母へのもやもや」について書いてきました。互いの闘病で、母との関わりが急に密度を増し、もやもやがピークになって、私の中で弾けたわけです。 (詳しくはこちら⤵) そうして、40代になって初めて、母への様々な気持ちが、私の心の中ではっきりと言語化されまし

          半ば憎んでいた親への感謝が噴き出した件

          【後日談 後編】 検査結果が出るまでの10日間。どう生きるのか、私よ

          エコー検査の翌日。 目覚めたら、起きた瞬間から気分がどんよりしているのを自覚しました。 「今日一日に集中して生きるぞ。以前の私ではないぞ」と思うのに、気分がついてゆけません。 再びガン患者としてのあの暮らしが始まるかもしれない……その恐怖は、二度目でも一切色褪せないんだなぁと、半ば呆れます。 前編のおさらいはこちらから⤵ 脳科学的には「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」。 分かっていても、そういう気分じゃないときに、それを行うことはものすごく困難です。 し

          【後日談 後編】 検査結果が出るまでの10日間。どう生きるのか、私よ

          【後日談 前編】 エコー検査で、再び恐怖の渦に呑み込まれるわたし

          抗がん剤終了後、一年。 私の髪は大分生えそろい、毎日使っていたウィッグもついに卒業しました。 新たに生えてきた髪は、くるんくるんの天然パーマ。 まだ安定しないのか、太い部分や細い部分があってウネウネしています。 生え際や頭頂部が、以前より薄くなったなぁ。これから増えてくるといいな。 私は、とりあえず美容室には行かず伸ばしっぱなしにして、髪をひとつにまとめ、ターバンをして外出していました。 そんな時期のこと。 エコー検査の日がやって参りました。 病院の暗いエコー室で上

          【後日談 前編】 エコー検査で、再び恐怖の渦に呑み込まれるわたし

          【62】最終話 ついに、約一年に渡る治療終了! 私は変われたのか?

          あと三回、あと二回、あと一回……。 抗がん剤の残りの回数を、指折り数えて通院していた私。 術後から一年ちょっと、ついに長い長い治療の最終日がやってきました。 「今日で最後の抗がん剤ですね。おつかれさまでした」 主治医からそう告げられ、 「はい! ありがとうございます!」 私は元気いっぱいに返事をしていました。 抗がん剤が始まったばかりの頃、味方であるはずの医療が、一方で「私の身体を損なう敵」になってしまった時期がありました。 体調の悪さを複数の薬でカバーするとい

          【62】最終話 ついに、約一年に渡る治療終了! 私は変われたのか?

          【61】 理不尽な運命は、逃げるほどに追いかけてくる

          怖いことや悲しいことが、どうか起こりませんように。 思い返せば、私の40数年の人生は、この願いをベースにして作られてきたかもしれないと、今、思います。 自分にとってのよくない出来事、忌避すべき出来事は、私のそばにはやってこないでおくれ。 私と、私の大切な人に、よくないことはひとつも起こらないでおくれよ。 たのむよ。 死神よ、近づいてこないでおくれ。 ずっと無自覚でしたが、こんな風に「不安」や「怯え」が前提の生活は、必然慎重で、制御されたものになりがちでした。 しか

          【61】 理不尽な運命は、逃げるほどに追いかけてくる

          【60】 アホみたいに泣き喚いたわたしも、それでいいのだ!

          私が一連の闘病生活の中で「これは出来てよかった」と思っていることのひとつに、「ガンが判ってからしばらくの間、ひたすら泣きまくったこと」があります。 悲嘆に暮れて、日に何度も泣いて、泣いて、泣いて、自分でも「いい加減、泣き止めよ」って思っても、涙が止まりませんでした。 正直、こんなに泣いてしまう自分が恥ずかしかった。 誰かと会ってても、電話でしゃべってても、声が震え、涙が止まりませんでした。 ……ったく、いつまで悲劇のヒロインやってんの……と分かっていても、どうしても涙を

          【60】 アホみたいに泣き喚いたわたしも、それでいいのだ!

          【59】 誤解していた「ネガティブな感情」。実はとってもいいヤツでした

          ガンになり、底の底まで落ち込み切った私。 そんなネガティブな自分が心底イヤになって、 「ポジティブに生きるぞ!」 「ネガティブは気分でなるもの、ポジティブは意志でつかみ取るもの!」そんな風に意気込んできた私。 日々襲い掛かる苦しみからなんとしても逃れたくて、脳科学や心理学、哲学の本を片っ端から読み漁り、見様見真似で実践してきました。 そうして一生懸命叩き潰そうとしてきた「自分のなかのネガティブな感情」が、実はとても大切な相棒のようなものであることにも気づかされました。

          【59】 誤解していた「ネガティブな感情」。実はとってもいいヤツでした