『坂本図書』 バリューブックス・パブリッシング 2023年 978-4910865065
坂本龍一がこんなに本を読む人だったなんて知らなかった。ただ本を読むだけじゃなくて、著者についての思考も興味深い。人や作品に興味を持った時、それをスタートにしてどうつなげていくかって人それぞれだけど、坂本龍一のように新たな出会いがあったり、自身の作品について落とし込んでいったり、その点についてもっと生前に知れたら見方が違っていたのかなと思う。
本書は、2018年から2022年にわたり、婦人画報に掲載していた連載『坂本図書』全36回分と、2023年3月8日に実施された坂本龍一と