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雨音が心地よく聞こえれば

会いたい頻度がパートナーと合わない
という、あるあるすぎる理由で
大喧嘩に発展してしまった。

そもそも、パートナーは日曜日に会ってくれない。
次の日から仕事だという事実で
憂鬱になるかららしい。
わたしにとっては、???だけれど
譲歩している。(せざるを得なかった)

わたしは、週に1回は会いたい。
会える距離に住んでいるのだから。

パートナーは、毎週はしんどいと言う。

好きな人には、会いたくなるものではないのか?
わたしはどこまで譲歩すればいいのか??

結果、わたしは不機嫌になってしまった。
不満をぶつけたら、

俺のこと、精神を安定させるための
道具だと思ってる?
と言われた。

不満が怒りに変わった。
そんなことあるわけないだろうが。

好きな人に会いたい、
会えたらうれしい、安心するって
普通のことだろうが。

怒りがおさまらなくて
自己防衛ばかりするなと言ったら

俺、家族亡くしてるんだけど
自己防衛しないと、自分のせいだと
自分のことを責めてしまうことになるんだ
わかったか?

と言われた。

パートナーが家族を亡くしている事実は知っていたけど、
多分、言うタイミング間違ってるよ。

わたしの主張と
あなたの主張の意味合いが噛み合ってない。

自分のほうが辛いってマウントとってこないでよ。

仲直りはした。
喧嘩したときに、家族の死を出してこないでくれ
とも、ちゃんと伝えた。

でもわたしの中で
完全にトラウマになってしまった。

喧嘩した次の日の朝、
起きた直後にフラッシュバックで
過呼吸と号泣。

その次の日の朝も
涙が止まらなくなって
頓服薬を飲んだから眠たくて眠たくて
1日が終わってしまった。

でも、パートナーのことが大好きだという気持ちは全く変わらなかった。

ご飯食べた?
薬は飲んだ?
もう家には着いた?
無理はしちゃだめだよ?

パートナーは四六時中、
わたしのことを心配してくれている。

大喧嘩したけど、
わたしのことを突き放したりしなかった。
ごめんね、も、だいすき、も、
ちゃんと言ってくれる。

私には想像しきれない苦しいを抱えて
パートナーは生きている。

パートナーの居場所になりたい。
心からそう思う。

あと少し、わたしが強くなろう。
時間はかかるかもしれないけれど。
わたしにとって、ずっと隣にいてほしい人だから。

こうして文章にできるまで
辛くて仕方なかったけど、
雨音が心地よく聞こえるようになったから
きっと、大丈夫、大丈夫。

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