本当に大切なものは目に見えないのかな?
国立新博物館で開催中の「遠距離現在」を観覧し
た。
各アーティストの作品の中で
から、考えさせられることがあった。
とてもじゃないけれど
一つ一つの写真を見る気になれないし、
多分、作者もそれを求めていない。
床にも写真が敷き詰められているため、
踏まざるを得ない。
この情報社会で
私たちは全ての情報を把握することはできないし、
情報を踏み潰して生きている。
この世界でわたしが大切にしたいものは何だろう
絶えない争い、逼迫する気候変動、止まらない物価高騰、肌身で感じるVUCAの時代。
わたしは、目の前のあなたを大切にしたい
社会はひとりひとりが生きていることで
成り立っているから
大きな社会問題が一つ解決しても
目の前のあなたが、苦しんでいたら
根本的な解決にならないと
わたしは思うのです。
もちろん、社会課題解決のために
動かれている方への尊敬の念は絶えません。
ただ、大切な人が、自分自身が、
何かに苦しんでいないか、
考えて立ち止まる瞬間がもてる社会であってほしいです。
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