見出し画像

習慣を侮るなかれ

毎日何気なくやっていること。
意識して努力を課して続けていること。
ずっとやっていたい大好きなこと。
やめなければいけないと分かっていながら
ずるずるとやってしまうこと。
これが正しいと長年信じている考え方。

一言で「習慣」と言っても、いろいろな種類の習慣がある。

習慣とは。

習慣とは、長い間それを繰り返し行うことで、あたかもそうすることがきまりのようになったことである。基本的には、行動、身体的な振る舞いを指しているが、広くは、ものの考え方など精神的・心理的なそれも含みうる。

Wikipedia

習慣とは、自分の中での決まりごとを作るということ。
決まりごととは本来、世の中を円滑にするために存在するものである。
なのに、自ら何気なく始めた悪しき行動が日常化し、
習慣となることもままある。

習慣を侮ってはいけない。

堆く積まれた石垣

この石垣だって、ひとつの石からスタートしている。
毎日毎日少しずつ積み上げていった石は、
やがて堆(うずだか)き堅牢な石垣となった。
そしてそれは、ちょっとやそっとの風雨や地震ではびくともしない。

習慣もこれと同じことで、
一旦習慣化したものをやめるということは
城を攻め破ることに匹敵するくらいの気概と努力と作戦を要する。

習慣化とは、この石垣のように自分の中で聳え立ち、
やがては自分と一体化する。

良い習慣は、堅固な盾、または敵から身を守る要塞となり、
心を安寧に保ってくれる。
一見苦しいようだけど、人生を楽にしてくれるものである。
悪い習慣は、目の前に立ちはだかる邪魔な存在となり、
先へ進むのを阻んでくる。
目先の快楽は、長い目で見ると人生を苦しく困難なものにする。

だから、自分にとってやった方がいいと思っていることは、
1日も早く始めた方がいいし、
いつかやめたいと思いながら惰性で続けてしまっていることは、
一刻も早くやめた方がいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?