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ボストン響オーボエ奏者、若尾圭介さん

ボストンシンフォニーオーケストラのオーボエ奏者、若尾圭介さんにお会いした話を書こうと思います。
出会いは、いつもお世話になっている歯科医院の待合室でした。私の診察時間にたまたま若尾さんも来られたのです。
私は歯科の先生やスタッフさん達に、自分がBSOのコンサートに出演できた事や記事を書いている話をしていたので、スタッフの方が若尾さんから名刺を預かっていてくださったのでした。
私は、早速挨拶と自己紹介とお話を聞かせてくださいという申し込みのメールを送りました。
そして、数日後のタングルウッド音楽祭できちんとお会いし、さらにその後、若尾さんからお電話をいただきました。
「僕の音楽関係の記事は既にたくさんあるけど、ガン体験後の新しい人生だと感じている今の僕が、何を大事にしたり楽しんでいるのかを書いてほしい」ということでした。
若尾さんが夢中になっていた事は意外にもテニスでした。
私はLongwood Covered Courtsという会員制の豪華なテニスコートに招待していただき、若尾さん達おじさまのテニスの試合を観戦後、ゆっくり対面でインタビューの予定でしたが、テニス後若尾さんに急用ができた為に、インタビューは延期となってしまいました。


テニスをしている様子
テニスをしている様子その2
試合したメンバーとの写真

インタビュー延期の間に、若尾さんの娘の圭良(けいら)さんのヴァイオリンのコンサートにも伺いました。
若尾さんはコンサート開始前に聴きに来られたお客さま一人一人と楽しげに会話し、人との繋がりを大事にされているのを拝見しました。
そして圭良さんの素晴らしい演奏はもちろんのことですが、私が一番強く感じたのは親子の絆でした。
若尾さんの、圭良さんの演奏を見守る背中は、娘さん大好き、音楽大好き、という感情が溢れているように見えました。演奏している圭良さんと、聴いている若尾さんの、曲の感じ方というか呼吸が似ている感じもしました。

若尾さんは音楽をつきつめて来られ、オーボエ奏者としてボストンシンフォニーオーケストラでご活躍していますが、今の若尾さんは家族やご友人との人の繋がりをとても大事にしながら、趣味のテニスにも本気で全力で打ち込んでいたりと、人生をさらに豊かに楽しくしようと、妥協しない生き方を追求されているという事を感じました。

若尾さんとのインタビューが、いつ実現できるか未定ですが実現したらまた追記していく予定です。



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