見出し画像

謎の肌荒れはどうしてできるの?

僕は自称敏感肌だ。
自称と言っているくらいだから、
本当に敏感肌かどうかは甚だあやしい。


そもそも、敏感肌に明確な定義などないわけで。
自称敏感肌にはなおさら基準などない。
自分、肌よわ!
と感じたら自称敏感肌である。

しかし曖昧にしておくのもスッキリしないので
敏感肌と自称敏感肌を分ける基準を
勝手に考えてみた。

【敏  感  肌】  ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
先天性・後天性のアトピー、皮膚炎をお持ちの方。
あるいは常に不安定な肌状態にあり、
健全なバリア機能を維持することが困難な方。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

【自称敏感肌】✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
肌の調子が良いとき、悪いときを繰り返すゆらぎ肌の方。
定期的に謎の肌荒れに見舞われ、あれこれ肌荒れの理由を考えるが、
結局判然としない方。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼


こうしてみると、多くの方が自称敏感肌に当てはまるのではないだろうか。それほど、日本人の肌悩みは尽きないものだ。
そして僕もそのひとりである。


しかしある意味、自称敏感肌は
美容医療に携わる者としては美味しいとも言える。
健全な肌状態である方にも、
敏感肌の方にも寄り添えるからだ。


バリア機能が整っているとき、壊れているとき
スキンケア用品を使い分けることができるし、
そうした自身の体験から学ぶこともできる。

とはいえ、肌のコンデションが良いときはハッピーだし、
悪いときは酷く落ち込むものだ。
できることなら、いつも綺麗な状態でいたい。

定期的な謎の肌荒れに見舞われるとき、
初めはきちんと皮膚科に通っていた。
しかし、言われることは大抵同じである。

「ストレスかな。季節性のものでしょう」
「はぁ」

…それはそう。
そうでしょうけども。

世の中のあらゆる不調の原因は
「ストレス」「季節性」という、
パワーワードで片付く
気がする。
本当はよくわかってないのでは?
勘ぐりたくもなる。

肌荒れに対して、ストレスでしょうで片付けられても困るんです。
そんなふんわりしたワードは求めておらず、
もっとこう、手の届く理由が欲しいんです。
これやめたら荒れないよ、みたいなね。

自称敏感肌の肌荒れ理由
真相は未だ藪の中だが、
僕なりに肌荒れの原因になりそうなものを
上から順にまとめてみた。
あくまで持論なのでご参考までに。

*春の肌荒れ原因ランキング*(花粉症視点)
S :花粉などによるアレルギー感作
S :ホルモンバランス(男性はB)
A :乾燥
A :肉体的、精神的疲労
A :寒暖差
A :ピーリングや美容施術の肌負担
B :マスクによる肌負担
B :メイクによる肌負担
B :スキンケア用品の成分由来
B :洗顔の強さ、頻度
B :睡眠不足
B :紫外線の影響
C :手などの菌による炎症
C :糖分や脂質の多い食べ物
C :ビタミンBなどの整肌成分の欠乏
C :大気中の汚れ


こうして並べてみると
肌荒れは複数の要因が重なってできると考えるのが自然で、
あのスキンケア用品が合わなかったんだ! と考えるのは早計と言えるし、
皮膚科がストレス、季節性と片付けてしまうのも、
複数の要因を内包してそういう言葉で表現していたのかなと頷ける。
(多分…)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?