ブギウギ感想・「無縁」の原理と、「家族」について
最終回からもう時間が経ってしまった。
書きたいことが多すぎて全くまとまらず(現在進行形で考え続けていることもある)、しかしこのままだと永遠に感想をまとめることができないので、ひとまず一冊の本に即して物語の感想を書いていこうと思う。
その本とは、「無縁・公界・楽」(網野善彦著)である。
中世日本の「自由と平和」、それを担保する「無縁」の原理、遍歴する職人や芸能民たち。
この「無縁」の原理が、ブギウギの物語世界には貫かれていたのではないか。
本書を引きながら、上記テーマに即して