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椎名林檎

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Liner voice+ 東京事変「音楽」 書き起こし①

Spotifyでライナーボイスという神のプレイリストを今回東京事変でしてくれたので、取り急ぎ自分用に文字起こしをした。省いた部分あり。

私は内田さんによるインタビューがほんまにほんまに大好きなので、一曲ずつああして耳で聴けるなんて夢みたいだった。最高。

孔雀

内田:アルバムの一曲目、孔雀。
椎名:孔雀。
内田:はい。クレジットには椎名さんと浮雲さんの作曲曲ということで。
椎名:そ

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隠れ●●●ファンと椎名林檎最強説

隠れ●●●ファンと椎名林檎最強説

人って、他人に、ある人のファンであることを隠しているものなのかな?

昨日、旦那に指摘され気づいたけど、私、これが結構多い。

理由は、それを口に出すのが恥ずかしいから。

「●●のファンだったら、こういう人だろう」ってカテゴライズされるのが嫌だから。

じゃあ、口に出すのが恥ずかしい有名人と、口に出しても恥ずかしくない有名人の違いって何なのかな?と思ったリする。

でも、考えても、よく分からない

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己が己の椎名林檎たれ

己が己の椎名林檎たれ

 え、私、なんか心理学に全然向いてなさそうなんですけど。

 教育学から心理学に異世界転生したM1としては、前期を終えた現時点でそんな気持ち。さあ唱えよう、己が己の椎名林檎たれ。



 僕が訊きたいこととみんなが訊きたいこと、反対を超えて別次元の域だな。

 講義を通してそう察したのが「心理学に向いてなさそう」と感じ始めたきっかけだ。

 僕はやたらと自己効力感の低い人間で、ひとつでも自信を持

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今は見守りたい

今は見守りたい

今、よくない方の意味で話題になっている人のことを、私は小学5年生の時から好きだ。
好きだった、と過去形にはとても出来ないが、今も躊躇いなく好きだというのは少し違うかもしれない。

彼女の作品は私の、大したことないけど私なりに辛かった日常に寄り添ってくれるものだったり、少し元気にしてくれたりするものだった。

一時期はアルバムを出す時に受けたインタビューが載っている雑誌を全て買ったほどだった。
それ

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椎名林檎という神様について

わたしのプレイリストの真ん中は椎名林檎でできています。
17のいつ頃か、ふと私の元に訪れたお姉様。

女の子として生まれて、キラキラしたチュールを纏った時や赤いルージュを初めて付けた時みたいな、わたしを溶かす果物を知りました。

少しずつ、心の変化に気づき、それをこういう言葉で表すんだよと教えてくれた神様です。

そんな神様を言葉で表現することはタブーだと思うけれど、わたしを形成する中で本当に大切

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椎名林檎と私

不惑を過ぎてから知った椎名林檎という存在。とある殿方と二人で居酒屋へ行った時に聞かれた「椎名林檎の歌詞はおどろおどろしいよね。なんで好きなの?」       

「…世の中の正論とか、正しさとか、それだけではない女性の一面を否定せずに認めてくれる感じがするから。こういう面を持つ私は、このままの私で良いんだ!って勇気を得るから。」と答えたけど、この答えが駄目だったのかもしれない。

今の私は、「何

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−紅赤− 椎名林檎さんになりたいけどなりたくない

−紅赤− 椎名林檎さんになりたいけどなりたくない

「椎名林檎さんになりたい」
そう思ったことがある方、性別を問わずたくさんいらっしゃると思う。

ぼくも御多分に洩れず、時々猛烈に椎名林檎さんになりたくなる。

圧倒的なパフォーマンスと秀逸な歌詞、孤高の天才かと見せかけて実はお茶目だったり。とにかくかっこいい。
林檎さんの目線で世界を見てみたい。

生まれ変わってまた人間になるとしたら林檎さんがいいなと思って、でもいや待てよ、林檎さんとしての自分が

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「イイ女」の代表格、椎名林檎。

「イイ女」の代表格、椎名林檎。

「イイ女」第一弾記事は、このお方私、今まで「イイ男研究家」を名乗っていましたが、今後恋愛カウンセラーをやっていくにあたりイイ女も研究していこうと「イイ男・イイ女研究家」と変えることにいたしました。

・・・というわけで、早速「イイ女」の記事を書かねばなりませぬ。

そこで一番に思い浮かんだのは、歌姫「椎名林檎」嬢。

単純に椎名林檎の音楽の大ファンというのもありますが、彼女のキャラクター・生き様そ

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椎名林檎にだけは幻滅したくなかったみたいな空気はあるのかないのか

椎名林檎にだけは幻滅したくなかったみたいな空気はあるのかないのか

例えば外国のロックが政治や宗教への反発心で産まれたのだとすれば国産のロックはあまりにも飽食の副産物として産まれすぎたと言えるかもしれない。ヘッダ画像をお借りしています。

だからこそ親が性風俗業だからなんだ、俺こそが性風俗だと、本当の幸せなどわからぬと、社会にとにかく反発することがロックだったとも言えるかもしれない。

産業ロックは死んでさえ生まれてさえいない

ともあれ飽食の副産物として歌が産ま

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椎名林檎とヘルプマークと私

椎名林檎とヘルプマークと私

先日発表された椎名林檎のCDの特典が、問題になっている。ヘルプマークと酷似しているからである。

赤十字等を使ってはいけない決まりとなっているようなので、グッズの差し替えが必要であるとは、ファンであっても思う。
ファンだからといって林檎(およびその関係者)を擁護するつもりはない。
でも、たくさんの人の批判を見ていると少し思うところがある。

ヘルプマークと私

私は、高校生の頃に指定難病を患い、今

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椎名林檎の歌詞に出てくる地名の数をカウントしてみた

こんにちは。わからん都と申します。

椎名林檎、良いですよね。彼女独特の新しくもありどこか懐かしくもある不思議な世界観に惹かれるのは僕だけではないでしょう。

そんな彼女のあるあるにこんなものがあります。

めっちゃ地名が出てくる!特に東京の!!!

これで「そうだね」とならなかった方のために具体例を挙げるとするならば、代表曲である「丸の内サディスティック」が最も良い例でしょう。

この短い歌詞の

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椎名林檎を観た時の衝撃

椎名林檎を観た時の衝撃

みんな椎名林檎は好きか?

私は好きか嫌いかといえば好き

あの感性っていつから形成されたものなんかな

そっちの方が興味ない?

ないかぁ

話は変わるんだけど、めちゃめちゃ幼き頃の話

私は3人きょうだいの末っ子で

兄、兄、私のきょうだい構成

私は末っ子長女なんでごわっす

みんな兄弟とは仲良い?

私は歳をとるほど仲良くなったかなって感じ

小さい時から不仲ってほどではなかったけどねえ

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だからやっぱり椎名林檎が好きーー『椎名林檎論 乱調の音楽』を読んで

だからやっぱり椎名林檎が好きーー『椎名林檎論 乱調の音楽』を読んで

人と会うとかならず椎名林檎の話をしている気がする。
「伊勢丹」の話が出れば「突き刺す十二月の」と言ってしまうし、もはや椎名林檎の歌詞だけで会話ができるんじゃないかと思う。
すべての思い出話の中に、椎名林檎の音楽が流れている。
そして、椎名林檎や東京事変、林檎提供のともさかりえや柴崎コウの曲を聴きながら帰る。そんな三十二歳の日々。

ここ最近「椎名林檎が好き」と言いづらい空気をひりひり感じるなか、気

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俺と椎名林檎

俺と椎名林檎

ある日「小さい頃、なんかナース服で歌ってガラス割ったりしてる女の人いたなぁ」と、ふと思い返した。
確かCDTVで流れていたそれは音楽よりも映像の印象がかなり強く、当時小学生だった俺の記憶に強く残っていた。

検索したらすぐ彼女がヒットした。椎名林檎と言うらしい。
記憶の通り、ナース服でガラスを割っていたがそれよりも歌がいい。
折角だし、他の曲も聴いてみようと思った。

「えっ?この車が真っ二つにな

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