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時を超えた現在も、異文化に開けている長崎

2023年1月。スカイランタンを筆頭に、長崎友輪家主催の公式企画や参加者のみなさんによるイベントなど、様々な楽しい出来事が盛りだくさんでした。

こちらのnoteでは、長崎友輪家・公式モニターとして県外からお越しいただいたみなさんの長崎体験記をご紹介していきます✍️

この記事を書いた人

世界を旅暮らししているエイミーと申します。新卒から大手日系メーカーでのマーケティングに3年半携わった後、退職。現在はウェブデザインやポーカーディーラーのお仕事をしながら、キャリーケース1つで気の赴くままに各地を転々としております(この記事を執筆している現在はタイに滞在中🇹🇭)。

年間100冊読む本の虫、ドイツに留学して以来は大のボードゲーム好きで、チェスやカタン、ポーカーなど幅広く遊んでいます。ノマド生活の日常もSNSにて発信していますので、覗いてもらえると嬉しいです!

エイミーさん:Twitter / Instagram / note

忘れらない景色

今回の長崎滞在では、長崎友輪家の皆様と濃厚な4日間(と大寒波!)を過ごさせていただきました。

その舞台となったのが、鎖国体制だった日本で唯一海外に開かれ、様々な人や文化との交流拠点であった長崎。そうした交流の中で育まれた和華蘭文化を垣間見れる街並み、急な坂や階段の多い港町から眺める景色は、本当に絶景でした。

長崎の港は波が穏やかで水深も深いことからたくさんの船が停泊していたり、早朝は釣りに明け暮れる地元の方々が多く見受けられました。とても平和な朝の長崎港が印象に残っています。

釣りに夢中のおじちゃんにほっこり
穏やかな長崎港

街全体が盛り上がる、長崎ランタンフェスティバル

そして、今回わたしが滞在した1月から2月あたりは、中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源とする「長崎ランタンフェスティバル」が毎年開催されます。平日の昼でも観光客の方がたくさんおり、賑わっていました!

「長崎ランタンフェスティバル」は長崎の冬の一大風物詩として知られ、この時期になると市内の中心部に約15,000個にも及ぶランタン(中国提灯)や、大型オブジェが幻想的に飾られます。

ランタンの色は眼鏡橋周辺が黄色、中華街ではピンクと会場により色はさまざま。筆者は今回見れなかったのですが、豪華な中国衣装を身にまとって行進する「皇帝パレード」などの一大イベントも期間中に開催されたりと、まち全体で盛り上がりをみせていました!(参考:https://www.at-nagasaki.jp/lantern-festival

眼鏡橋エリアのランタン
中華街エリアのランタン

感動の連続だった、長崎グルメ

頭上に埋め尽くすランタンに圧巻されながら、長崎友輪家のメンバーでまちを散策。散策中はあらゆる長崎グルメを買っては食べ歩きし、それらの美味しさにひたすら感動しておりました。長崎は個人経営の美味しいレストランもたくさんありますが、食べ歩きグルメも最高なんです。

散策中に見つけた蒲鉾屋さんでの談笑

ひとつは長崎の郷土料理「ハトシ」。食パンの間にエビのすり身を挟んで油で揚げたもので、中国が起源とされているそう。お酒のおつまみにも合うので、ぜひ滞在中はお試しあれ。お店によって味も違うので食べ比べてみるのもいいかもしれないです。

そしてもうひとつは、「梅ヶ枝餅」。梅ヶ枝餅というと福岡県太宰府のものが有名ですが、長崎でも食べれるんです。オーダーを聞いてから焼いてくれるので、ほくほくもちもちで絶品!140年以上に伝わる老舗菊水の大徳寺さん、ぜひお立ち寄りください。

注文してから作り始め、熱々のものを提供してくれました

そして、こうして長崎の至れり尽くせりの魅力を知れたのは、長崎友輪家の皆様のおかげ。長崎愛に溢れる彼らがまち案内してくれたあの時間は、とても有意義で貴重なものとなりました。

普段一人旅の多い私ですが、こうした温かい出会いがあると、ふとした瞬間に「あ、また帰りたいな。」と思うんですよね。そうした「セカンドホーム」(いつか本当に故郷になっちゃうかも?笑)が増えていくのは旅の醍醐味でもあり、一生の宝となります。ランタンで華やかな街並みを、みんなで美味しいものに明け暮れながら闊歩する。それすなわち幸せ。

長崎友輪家の紹介

ここで、先ほどから触れている長崎友輪家について軽くご紹介。

「長崎友輪家(ながさきゆーりんちー)」は、長崎県内・県外の交流を目的とした県公式のオンラインコミュニティ。現在は総勢約300名!わたしのような県外在住の方も多数在籍していますが、県内に住む方と「長崎」を通してオンライン、オフライン共に交流ができます。

観光地だけではない長崎の「人の暮らし」の魅力を感じてもらう場。ぜひ、今後の活動やメンバー募集のお知らせなどもチェックしてみてください!

長崎で初開催!「スカイランタン」

今年はなんと、長崎で初の「スカイランタン」が開催されたのをご存知でしょうか?あいにくの雨となってしまいましたが、隈研吾さんがデザインを手がけた「長崎県美術館」館内の照明を消して開催することに!

長崎県出身のシンガーソングライター・岩佐さんによる温かな音楽とともに一斉にランタンを舞い上げたあの時間はいつまでも忘れない思い出に(カタルシスボイスが本当に素敵でした..!)。

photo by 澤田直大(長崎友輪家・公式カメラマン)

来年以降も、長崎の夜空が真っ赤なランタンで幻想的に包まれる光景をみるのが楽しみですね!

また、スカイランタン当日は様々な催し物があり、中でも感動したのが「中国変面ショー」。変面とは中国四川省が起源の、お面が瞬時に10数枚変わる伝統芸能のことです。その仕掛けは中国の国家機密となっているそう!長崎孔子廟に所属する変面師が当日は披露してくださり、クセになるあの音楽と魅了的な演出がとても印象的でした。また拝みたくなり、後日孔子廟に鑑賞しに行ったほど。

photo by 澤田直大(長崎友輪家・公式カメラマン)

フェスティバルが終わった後でも、孔子廟にて変面は鑑賞できるので、ぜひ皆様もお立ち寄りあれ!とても風情のある歴史ある場所で、また長崎に訪れた際は再訪したいお気に入りスポットです。

Love you, Nagasaki!

戦前から海外に対してオープンな文化を持っていましたが、時を超えた現在も、異文化に開けている長崎。そんな長崎を舞台に、たくさんの新しい出会いと思い出づくりのキッカケをくださった長崎友輪家の皆様、ありがとうございました!

そして倍増した長崎愛とともに、また戻ってきます!
Love you, Nagasaki!

平和祈念像


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