{読書感想短歌*123}C・S・ルイス 『ナルニア国ものがたり1 ライオンと魔女』
彼の獅子を撫でる勇気はない指でダンデライオン編んだ 冠
kano sisiwo naderu yuukiwa nai yubide dandelion anda kanmuri
実はナルニア国シリーズを読み切ったことがない。子どもの頃から、何度か読みはじめては、2冊くらいで休止してそのまま…というパターンをくりかえしているため、「ライオンと魔女」はすっごく何回も読んでるんだけど、こんどこそ全部読んじゃうぞ!の意気込みとともに再読。
※ちいさい頃は、なんのうたがいもなく自分を主人公(すえっこちゃん)に投影して読んでたはずなんだけど、今よむと闇落ち要員の次男がかわいくてかわいそうでな。みんながみんな、純粋なわけでも強いわけでもないはずなんだけど、その割に己を主人公サイドとみなした力強き発言が巷には溢れていて、たまに溺れそうになる。
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