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{読書感想短歌*138}C・S・ルイス 『カスピアン王子のつのぶえ』

猫科にはあらがえぬ魅力があるんだというのが教訓 パクス・ライオニャーァ

nekokaniwa aragaenu miryokuga arundatoiunoga kyoukun, Pax Lionyana

うん、ここまでは読んだことあった。ナルニアは、大人目線で読むとだいぶんキリスト教宣伝物語風なので、そのへんがわからず読んでたこども時代に「なぜこうなる??」ってなって投げ出してしまったのもちょっとわかる。「これはこういうルールです」として楽しむことができる、現在の私、大人っぽいな。(※誤った自己肯定感の例)

※こども時代によくわからなかったいちばんは、〈アスランが出たらあがり!〉みたいなところ。宮沢賢治の『猫の事務所』のラストにも「えっ?」てなったけれど、そうなのだ、獅子は猫科の王だから、人族の頭脳をいったんすべてリセットするちからを持っているのだ、ニャーァ。(※誤った作品理解の例。)

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