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その鍼,本当に通電しても平気?

今回は珍しくお灸ではなく「鍼」の勉強しました。
PMDA(医薬品医療機器総合機構)で低周波治療器やディスポーザブル鍼の添付文書をいろいろと調べていたら大発見と言うか大ショック!です。

タイトル画像にもあるように,いくつかの大手メーカーのディスポ鍼は「通電に適した鍼ではありません」と記載がありました。

逆にはっきりと鍼通電可能であるとしているのはセイリンとカナケンの2社くらいでこれには驚きました。

また低周波治療器の添付文書にもびっくりするような記載が・・・

現在、日本では一番普及していると思われる鍼通電器のオームパルサーの添付文書には重要な基本的注意として「通電に使う鍼は直径0.24mm以上のものご使用ください」と明記されてました。
0.24と言う5番鍼というやつで,鍼灸業界のガイドライン0.20mm(3番鍼)よりだいぶ太いです。

医療機器の添付文書と言うと遵守すべきものという頭がありましたがこれほど実態と食い違いがあると何を目安に考えたらよいのか混乱してきてます。